21 6月 2011
郷里の大先輩でもある東野圭吾先生の作品を読破する 「東野圭吾イッキ読み」シリーズ
今回は「毒笑生活」である。
本作は誘拐天国、エンジェル、ホームアローンじいさん、本格推理関連グッズ鑑定ショー、など12冊の短編を収録した短篇集です。最後に京極夏彦氏との対談も含まれている。タイトルは「守れ、笑いの牙城。めざせ、「お笑い」ルネッサンス!」というもの。自身の主流作品(東野圭吾氏は推理・サスペンス、京極夏彦氏は妖怪シリーズなど)とは別のところで本格的な「笑い」の世界を追求する二人の作家の姿勢が垣間見える。(以下敬称略)
一番長いのは誘拐天国で、これは対談で東野圭吾が語っているように、作者としてはかなり熱が入った作品のようだ。一家の財産と事業規模故に「帝王教育」を受けている5歳の孫と遊ぶ時間がなくて嘆くお祖父さんが、その時間をつくるためにわざわざ仲間と共謀して誘拐してしまうという話。この話を読んでいる時から筒井康隆の影響をうけていると感じた、たとえばこの誘拐天国はどことなく私が大好きな筒井作品である富豪刑事に似ている。この思いは読み進めている間も変わらず残っており、最後の対談で筒井康隆の名前が出てくるのをみて、なるほどと思った。お二人はどうやら本格的な「「お笑い小説」の境地も目指されているらしい。(この点、現在英語に関するコメディ小説を書いている私にも大きな参考になり、励みとなった)
東野圭吾が対談で述べているように、コメディを追求するとどうしても世俗的な話題を取り上げざるを得なくなり、社会的なテーマを扱わざるを得なくなるという。
これは環境問題(捕鯨、イルカ、天然資源など)をテーマにした「エンジェル」や警察の紋切り型の対応を揶揄した「マニュアル警察」、過保護な息子の教育を描いた「花婿人形」、自殺マニュアルをヒントにしたと思われる「殺意取扱い説明書」、オレオレ詐欺や振り込め詐欺を思わせる「誘拐電話推理網」などがある。また、人気のテレビ番組をモチーフにした「本格推理関連グッズ鑑定ショー」は意外性のあるオチが秀逸である。
また、本作には他の東野作品とクロスオーバーする作品が多い。「つぐない」などは読めばすぐに、東野作品の一つの主題である(特に脳に関連した)「アイデンティティ」を話題にしていることが分かり、大人気作品の「宿命」、「変身」や「パラレルワールド・ラブストーリー」を彷彿させる。(対談ではこの作品と名作「秘密」の知られざる誕生秘話が掲載されているので、東野ファンは要チェックである)
(普段なら立ち寄らない)古書店で恋人を奪われた相手である親友に対して復讐をしようとする「殺意取扱説明書」はとてもユニークな設定だ。最後のほうのシーンはあの名作「どちらかが彼女を殺した」の事件現場を思わせるし、「本格推理関連グッズ鑑定ショー」ではまったく別の東野作品のとある推理プロットの真相が解き明かされている。
コメディという観点で私が気に入ったのは下記の作品
誘拐天国
ホームアローンじいさん
本格推理関連グッズ鑑定ショー
栄光の証言
一方、残念ながら今ひとつ私の中でオチなかったのが
殺意取扱説明書と誘拐電話網 だった。
個人的なオススメはエンジェルで、これは確か星新一の作品で似た様なテーマのがあったのを覚えている。あちらは怪獣だか恐竜がモチーフだったような。
少し表現がえぐいが、環境問題に潜む人類のエゴを考えさせられるという点で、アパルトヘイトをモチーフにした「第九地区」という映画を思い出した。
シュールなオチだと思ったのは
マニュアル警察とつぐない
もちろん本格サスペンスもいいんですが、東野作品はパロディも面白いので推理ものしか読んだことの無い方にはぜひともオススメしたい作品。
ただし最後の対談を読むとこの先にでている「怪笑小説」も読みたくなってしまうので、そちらを先に読まれたほうがいいかも知れません。
筆者の書棚はコチラ。東野作品、あとちょっとで半分読み終わるくらいでしょうか。。。まだまだ先は長い!
8 6月 2011
テッククランチが6月8日付で掲載したニュース
NingがUstreamと提携しユーザのSNSからライブビデオのストリーミング(+ビデオチャット)が可能に
(*Ningの公式アナウンスメント)
誰でも気軽にSNSを作成できるNingだが、先日無料プランを全廃する動きを見せたことで、ネット上からは結構な総スカンを喰らっており、なかなか取り上げられることもない。筆者はNingのコンセプトをサポートしているが、日本語版ではまだ中国語の漢字が表示されるなどしていることから、日本語でのサービスには限界があるのも事実。先日は唯一のニュース共有アプリだったNewsshareがサービスを停止するなどして、私が運営するいくつかのNingサイトもダメージを被った。(代替が無いのが困る) Ningが苦戦しているのは事実だろう、しかしビジネスとして考えた時にまだまだ収益性があがるモデルができにくいソーシャル系サービスを代表して、有料化の壁に立ち向かっている姿勢は評価できる。
今回のUstとの提携はどういうものなのだろうか。
Ningと、ライブストリームビデオのUstreamが、本日(米国時間6/7)発表した提携により、Ningの上で自分のSNSを作るユーザは、自分のサイトからいつでも、ライブのビデオとオーディオをブロードキャストできる。しかも、ライブのチャット機能なども利用できる。
Ustは北米での認知という点では日本ほどではないだろう。
類似サービス(ライブストリーミング、インターネット放送局)にStickam や Justin.TVがあるが、どこも苦戦している様子だ。アドビに対するフラッシュサーバーへのライセンスフィーやホスティングなどバックエンドに莫大なコストがかかる割には回収が難しいからだ。
つまり、依然動画に関してはYouTube独り勝ちで、ライブストリーミングに関しては(以前チャットルーレットが話題になったが)市場全体がまだまだ乗り気ではないということ。これには放送事故やクオリティ、そして子供たちへの配慮が伺える。一方動画のアーカイブはYouTubeやVimeoを中心にほぼ熟成されてきた感があるし、HULUもCMをバンバンいれながら頑張っている。ライブチャットに関してはどうしても後ろめたいイメージが強いのか、パーソナルでやるという傾向があるのだろう。それにはSkypeがあれば十分ということになる。
つまりNingがUstreamを組み込んだことによって、Ningがホストするネットワークにライブビデオのコンテンツを容易に埋め込めるようになり、ユーザはそれをUstreamからブロードキャストできる。ユーザはUstreamのチャネルをNingのWebサイトに埋め込めるだけでなく、ライブのブロードキャストがあるよというサインをサイトに加えられる。また同時に、ストリーミング中のチャットもできるようになる。
個人サイトのプロモーションにはいいのかも知れない。これまでNingにはYouTubeやHULUのアプリはあり、予め設定したチャンネルをそこで表示することができた。それのUst版ということか。
Ustreamは、Ning PlusとProのユーザが利用でき、前にアップロードした Ustreamのファイルにも、サイトの管理画面からアクセスできる。なお、Ustreamの作者たちは以前、UstreamのライブビデオストリームをOpenSocialのプラグインから加えることができたが、今回のはより深い統合化であり、ライブチャットのようなネイティブな機能性も提供することができたのだ。
今日からいきなりビデオのライブストリーミングを使い始めたNingのクリエーターたちも、いくつかある。たとえばバンドのWeezerは、テキサス州オースチンのコンサート会場から、Q&Aと練習風景をストリーミングする。
利用出来るのは最廉価版のNing Mini以外の二つのプラン。(Miniは小学校や中学校などの教育団体向けでドメイン転送などもできない)
ちなみに、これはNingのAppのほうではなく、Ning Extentionというセクションからアクティベートすることになる。管理画面のダッシュボードで左側に縦に表示されている項目の中からNing Extentionを選ぶと下記のような画面が表示される。
Activateをクリックして、自身のチャンネルを設定すれば完了。あいにく筆者はUstのアカウントをもっていないので、今度作ったら設定してみたいと思う。
3 6月 2011
実は「ソーシャルメディア革命」の中には日本ではまだだれも知らない新しいスタートアップについてのスクープがあった。
(目新しいモノは何もなかった、と書かれたかたは、これを見逃してたに違いない 苦笑)
それがこのSimplyevents.com。近々Mashableでも取り上げられる予定なので、その際には翻訳文を公開したい。先日は開発者のJimmy On氏を単独インタビューしている。IT、特にソーシャルでは時代の最先端をいっているアメリカに住んでいるソーシャルメディア・ブロガーの利点としては、このような情報に誰よりも早く辿りつけることにある。
ということで、先日のStartuptoStartupというITスタートアップ系のイベントで正式に告知されたSimplyevents.comについて触りをお伝えしておく。
このサービスはイベントに特化したソーシャルネットワークである。
ユーザーはまず自分のアカウントを作成し、自分の予定を他者と共有する、この行為をSimplyEvents.comでは「シャウト」と名付けている。
Twitter上の「つぶやき」とは異なり、「シャウト」することは周りに広く告知することを意味する。
例えば、「来週のE3ショーに参加します!」みたいな感じ。
ユーザーは他のユーザーを「トラック(Track)」、つまりフォローする。この辺りはツイッターやフェイスブックと同じである。
トラックする対象には
1) イベント
2) ユーザー(ファン)
3) アクティビティ
4) 場所(べニュー)
がある。類似のサイトにはPlanCastがあるが、こちらよりは遥かに高機能だ。(実際にはβサービス開始時にかなりサービスを限定したらしい)
昨年マイクロソフトが主催したスタートアップ系のイベントでも受賞しており、MSからソフトの無料供与などのバックアップを受けている。
日本では最近アテンドが有名なようだが、こちらはどちらかというと掲示版+αという感じでソーシャルサイトとはまだ呼べない。(ただ、特化している分だけ使い勝手がいいのも確かで活用しやすそうだ)
噂によると、最近グーグル出身の二人が立ち上げたWhereBerryというサイトよりも、こちらのほうが遥かにできがいいとMashableに指摘されたことにより、WhereBerryの創業者二人もすでにSimplyEventsに登録して内情を伺っているとか!?
Mashableの記事 Whereberry Helps You Make Real-World Plans With Friends
開発者で共同創業者のJimmy Onによると、当初はイベントに特化した検索エンジンを作成する予定だったそうだが、途中でソーシャルの波を感じ、そちらに方向転換したという。
LA発の本格的ITベンチャーのSimplyEvents.comをこれからも意力ブログでは追いかけていく予定だ。
17 5月 2011
4月後半の日本出張で決まった緊急出版本、日本滞在中から原稿案をかきまとめ、末日にこちらに戻ってきてからフルスピードで書き続けた。期間的にもそうだが、今回はブログからの引用がほとんどない書き下ろしなので、これまでになくインテンシブなスケジュールだった。おかげで時差ぼけが治るのに随分時間がかかった、と思ったらまた日本へ(苦笑)
今のところは予定通りなので、うまくいけば来月には出版されることに。
今回はユニークな「視座」がポイントです。
どうぞお楽しみに~
新作の前に旧作をどうぞ。まだまだ売れてます!
フェイスブックやツイッターだけじゃない、ソーシャルメディアの今と未来について知りたい方はこちらをどうぞ。
4 5月 2011
今回は初めての羽田便を利用したせいなのか、なんだかすごい時差ボケに悩まされており、昼夜逆転というわけでもないのだが、やたらと眠気に襲われる日々が数日続いた。
少しずつ調子も戻ってきているので、ブログも新刊の執筆も頑張りたい。
さて、本日インフルエンサー指標では最大手のKloutがサイトをリニューアルしたというメールが届いた。
早速、サイトを確認したら、おお、変ってますね。
何より、URLが http:BETA.klout.comになってる(笑)
メイン画面はDashboard、Profile、Klout Perksの三部構成(上記画像はProfile)
パッと見で一番の違いは、自分が影響力を与えている人物が誰なのかが表示されているところか。
日本出張中、ネットへのアクセスがかなり制限されており、ツイートもままならなかったため、またしてもスコアがダウン。
やはりブログに主戦場を戻したほうがよさそうだ(現実逃避)

Dashboardをチェックすると、とっくにつないでるはずのFacebookに、もう一度Connectという表示がでていた。上記の画面はConnectした後の画面。
(反映には72時間かかるというメッセージが現れた)
震災効果で一気に上がったスコアがすごい勢いで下がっているのがよく分かる。ある意味記念的な数字だ(笑)ちなみに、自己最高スコアは83である。
目新しい機能はKlout Perks。スコアに応じて異なる特典が表示されるらしい。もちろん、ハイスコアの方にはとっておきの特典が表示されるのであろう。
(日本人に対応しているサービスがあるかどうかは不明)
Klout Perksの画面は、どこかで見たことがあると思った方が多いかも、そうです、ソーシャルリーダーズとそっくりなのです。勿論、Kloutが本家ですが(笑)
Perksに表示されたイベントの一つをクリックしてみた図 可愛い。。。 (しかし何故かSign Inが機能しなかった。ツイートボタンは稼働している様子)

皆さんも是非新しいKloutサイトをお試しください!
12 4月 2011
ふと思いついて一度Kloutスコアのランキングを出してみることにした。Kloutというのは今やグローバルスタンダードになりつつある、ソーシャルメディア上の影響を測る指標である。ソーシャルメディア上で多大な影響力をもつ人のことをインフルエンサーと呼ぶ。
条件は日本人あるいは日本語で書かれているアカウントで、個人アカウント(ニュースなどは別枠にしたい)。
日本はもともとツイッター後進国の割には、フォロワーが何万人単位の人が妙に多い。そして、サッカーや、アケオメツイート、そして今回の地震などでエンゲージメントの密度が濃くなっているので、スコアが全体的に高くなっている。またこのスコアは毎日変動する。
(Kloutのスコアアップについての詳細はプロブロガー道場にて解説予定)
これからちょくちょく更新していきたいのだが、まずは最初。漏れがあるかと思うのでご指摘頂けたら幸いである。
Kloutのスコアは100点満点である。FireFoxのアドオンやHoot Suiteを利用すると常に表示されるようになり、便利である。
これを見ると90以上が特Aクラス、80以上がAクラスということになるだろうか。インフルエンサーとしては70以上のスコアを目指したいところだ。どれだけエンゲージメントの質が問われるかということだろう。
栄えある上位10名は下記
順位 スコア 名前 (ツイッターID) フォロワー数
1位 93 津田大介 @tsuda 166,737
1位 93 早野龍五 @hayano 156,058
3位 90 デーブ・スペクター @dave_spector 236,955
4位 89 乙武 洋匡 @h_ototake 233,580
4位 89 堀江貴文 @takapon_jp 675,584
6位 88 糸井 重里 @itoi_shigesato 341,855
7位 87 佐々木俊尚 @sasakitoshinao 114,401
7位 87 池田信夫 @ikedanob 116,273
7位 87 才式祐久 @saisiki 81,088
10位 86 上杉隆 @uesugitakashi 199,695
Kloutの評価システムのいいところは、その影響力を機械的に判断するので、人間的なバイアスを入れないことだ。
つまり、上記の方々は、純粋にそのエンゲージメント能力で高スコアを獲得しているということになる。(もちろん有名人のほうがフォロワーが多い傾向にある)
ランキングを見る限りでは、妥当という感じがする。漏れ無く皆さん本を出されている。
また、フォロワー数は4桁でも80点台をたたき出すことが可能なのは過去に証明されているが、そのためにはメッセージがかなり多くの人にリツイートされなければならない。(筆者も1600名足らずのフォロワーで83点という最高得点を記録したことがある)
その他の気になる著名人スコア
85 きっこのブログ @kikko_no_blog
83 勝間和代 @kazuyo_k
83 孫正義 @masason
83 蓮舫 @renho_sha
79 田原総一朗 @namatahara
77 三木谷浩史 @hmikitani
(*敬称略)
ちなみにJustin Bieberが世界最高で100点満点。
日本が震災中だけに@nhk_newsは91点ある。
ソーシャルリーダーズにも是非ともご参加ください!
参考サイト
*漏れがあれば随時更新いたしますので、その方のツイッターIDを教えてください!
プロブロガー道場は会員を随時募集しております!
26 2月 2011
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現在執筆中のウィキペディアンの憂鬱という小説は、ストーリー形式でウィキペディアについての内容と執筆(編集)方法を伝えながら、その裏と闇の部分についても描くという意欲作である。これまでビジネス書2冊しか出してない私にはなかなか重たいものであるが、もう長い間構想を温めてきたものであるので大事に書き進めているところだ。(出版時期や編集方針との兼ね合いもあり、ブログには少しずつしか更新しておらず、実際の本とはかなり内容が異なるだろう)
僕は本作を通じて、このウィキペディアなる存在について、広く一般の方々に認知をしてもらい、できれば客観的な視点から目を光らせて頂きたいと考えている。
緊張感を欠いた民主主義が衆愚政治に陥りがちなように、ネットの世界では特にその匿名性故に恣意的な情報誘導が行われることが多い。
実名か匿名か、というのはフェイスブックやツイッターを中心に行われている議論だが、これとは一つ下のレイヤーに匿名か記名制か、という議論があると思う。
ここで重要なのは、この(実名と異なる)記名制というシステムには情報発信に関する「履歴」が必須だということだ。ウィキペディアでは匿名での編集にはIPアドレスが表示されることになっている。つまり、これはアクセス場所を変えれば同一人物とは特定されないということだ。一方、記名制の執筆には他者とは異なるID(ハンドル)の取得が要求され、これはすなわち編集履歴の蓄積と開示を意味する。(場合によったら、これが粘着荒らしと呼ばれる事態を招くことにもなる)
一方、下記のような行為は荒らしとはみなされないべきだとされている
(一部抜粋)
新規参加者のテスト投稿
新しいユーザが「編集」ボタンを見つけると、本当にページを編集することができるかどうかを試したくなり、それだけのために記事を編集することがあります。これは荒らしではありません…
初心者による、ウィキ・マークアップやスタイルの学習
一部の初心者ユーザは、wikiベースのマークアップ(書式)を習得するのに時間を要し、時に外部リンク、内部リンク、また特殊文字を作るために試行錯誤することがあります。
NPOV違反
既にある記事や、編集しようとしている内容が中立的な観点によるものかどうかはご存知の通り難しい問題です。時には熟練した投稿者でさえ、中立的な観点から外れる内容の編集を行ってしまうことがあります。
大胆な編集
投稿者の多くは時折、記事を改良するために大幅な編集・改訂を試みる事があります。あなたが書いた文章の大部分が除去される、ノートページに移動される、または編集の差し戻しがなされると、荒らしのように感じられるかもしれませんが、それは誤解です。
人為的なミス
時折、ユーザは正確であると確信できない内容を記事に加えることがあります…
いじめ・頑固・編集合戦の繰り返し
一部のユーザは、ノートページで話し合いを望んでいる他のユーザたちと合意できないまま、他のユーザに反対されている内容や方法での編集を繰り返し行うことがあります…
嫌がらせと個人攻撃
ウィキペディアには個人攻撃をしてはならない明確な方針があります。他のユーザへの嫌がらせは許されません。利用者ページの破壊などの嫌がらせは、完全な荒らしになります…
そして、メインのエントリーページではなく、人目につくことのないノートの部分では時折ウィキペディアン同士の激しい編集合戦の攻防が見られることになります。ここには、多くのドラマがあります。全て活字だけで進行するので、追いかけるのに抵抗がある人は多いでしょうし、興味をもたない人が大半でしょう。
ですが、これらを見て、彼らのやり取りを見物してみることにより、ウィキペディアについての考え方は大きく変わってくることでしょう。良くも、悪くもです。
冒頭にも書きましたが、僕はこのウィキペディアという大規模な集合知プロジェクトが、正しく機能していくには多くの人からの正しい認知を得る必要があると考えている。そして、この難解で深淵で、時にはごく軽薄な世界を描写するにはストーリー形式が一番だという結論に達したわけである。
と、こういうことだけを言っても、具体的にどういうやり取りが行われているのかについて、ほとんどの人はノーアイデアだと思うので、ここでは過去に起きた大きな議論の内、何人かの有名人物についてのエントリーを紹介したいと思う。もちろん、ご存じの方も多いとは思うが。ウィキの恐ろしいところの一つは、先程の記名制についての記述と被るのだが、その履歴がずっと残ることである。
まずは アゴラブックスの池田信夫氏、肩書きに始まり、いくつかの記述が「不正確」だということで、ご本人らしき方がウィキに登場して怒りのコメントを掲載されたことで話題になった。
ご本人とおぼしき方のコメント
私の名誉に関することで、こういう愚劣な議論が行なわれていることに憤りを感じる。「経済学関係の業績はない」って私の論文を読んで書いているのか。私が「経済産業研究所」に勤務していたのはなぜなのか、説明してみろ。池田信夫 2010年1月22日 (金) 16:11 (UTC)
前のエントリーで、(少なくとも日本版の)ウィキでは本人が登場して情報を訂正するのは差し支えないとされていることを伝えたのだが、一般的には本人がブログや公式HP上でそれについて触れ、その後ウィキのノートで同じ主張をする、という方法が取られることが多くなっているようだ。もちろんこれは本人を特定するのが難しいことによるのだが、有名人の方はウィキに対する正しい対応を知らないと泣き寝入りする羽目になってしまうので、間違いがあれば積極的にそれを修正して頂きたい(Wikipedia:ページの編集は大胆に)。もしくは、身近にいるウィキペディアンに助けを求めることだ。もっとも、ウィキペディアンが皆バッジをつけているわけではないので発見するのがそもそも難しい。(特に60名強しかいない管理者を探すのは至難の業だろう)
池田氏も、本件はブログでコメントしている。
2ちゃんねる化するウィキペディア
次に、「バカの壁」で有名な養老孟司教授
そして、何故かここに脳科学者の茂木健一郎氏が登場してくる。どうやらあまりに不正確で偏った記述が多いので「看過できない」事態となったらしい。
ブログエントリー 火山爆発 (茂木健一郎 クオリア日記)
(養老教授に関する下りを一部抜粋)
wikipediaに対する私の不満には、伏線がある。
今でもずいぶんひどいが、一時期の養老孟司さんに関する記述は全くのデタラメで、しかも底意地の悪い偏見に満ちており、無茶苦茶だと思っていたが、私が口を出したら余計混乱すると思って放っておいた。
その後、ノートであまりのデタラメぶりが指摘されて一部修正されたが、今でも公平を欠く記述であることには変わりがない。
英語版のwikipediaではあり得ない事態であろう。しばらく前に、「バカの壁ハウス」を訪ねた時に、二人で庭の端に立っていた時、養老さんが昆虫の分布に関する研究についてお話されて、その後、「ぼくにしては珍しく論文を書くことにしたんですよ。ははは」と言われた。
何だか、ちょっと寂しそうだった。
それで、ボクは、養老さんはひょっとしてwikipediaの記述を読んでいるんじゃないかと直覚した。養老さんに、そんな思いをさせていい気になっている輩どもが、許せないと思った。
どんな人でも、出っ張っているところと引っ込んでいるところがある。
養老孟司という人には美質や叡智があるから人気があるのであって、現在のwikipediaの記述は、著しく公平さに欠けている。
そして、当人の茂木氏のエントリーもなかなかすごいことになっている。過去ログが2ページにも及んでいる。
茂木健一郎 エントリー (表)
茂木健一郎 ノート 過去ログ1 2007年1月11日~2009年7月9日 (裏)
茂木健一郎 ノート 過去ログ2 2009年8月18日~2010年4月10日(裏)
元アスキーの西和彦氏の項目も、本人が編集合戦に加わり、とんでもないことになった例として記憶されている。
そして、その挙句の果てに彼がブログでウィキについて語ったのがこちらのエントリー その名も 「Wikipediaはネットの肥溜 – 西和彦」
何年か前にWikiとネットで喧嘩した。売り言葉に買い言葉で、どんどんエスカレートした。今でも僕の項目は編集にロックされている。知り合いの人は、自分でWIKIを書くのが良くないということで、友達に頼んで自分のWIKIを書いてもらっている。ほとんど自作自演の茶番劇みたいなものである。僕は、それは偽善であると思った。書くなら自分で書こうと思った。
「そんなに文句があるならマスコミに言ってみろ」と管理人か誰かに言われたので、週刊誌やテレビ局、NET NEWSなどに、いかに日本のWIKIを運営している人たちが腐っているかを話した。その結果はいまでもグーグルに出てくる。彼等は、そんなにニュースになるとは思っていなかったようだ。
その次に、「本国のWIKIの代表に言いつけてみよう」と、「シンポジウムするから来ませんか」と誘ったら、出てくれた。話を聞くと、アメリカの代表はまともな人であった。私はそのときに、変なのはWIKI本体ではなく、日本のWIKIを運営している人たちだということに気が付いた。そして、馬鹿らしくなって、そいつらとやり取りをすることをお休みしている。グーグルした結果を引用するだけで記事を書く人たちなので、中身が間違っていて、浅い、薄い、軽すぎる。今度、挑発されたら、また受けて立ってもいいかなと考えている。
僕たちの世代は新聞や本の「活字を信じるな」といわれて育った世界である。それが今ではネットになった。「ネットに書いてあることを信じている人はいない」と思うのは僕だけではないと思う。いいWEBもあれば、悪いWEBもある。今のネットは単一のWEBの全体集合だけでなく、WEBとGOOGLEがセットになっていわゆるWEBとして利用されている。そしてミニグーグルとミニWEBがWIKIではないか。だからWIKIはどこまで言ってもマイナーな存在であり続けるであろう。
問題はWIKIがPEDIAという接尾を使って、いわゆる百科事典のようなふりをしていることにあるのではないだろうか。その意味で、僕は昔2チャンネルのことを「便所の落書きみたいなもの」といったことがあるが、WIKIは「真実と嘘と無知と偏見と嫉妬と虚栄が混じったネットの肥溜みたいなもの」ではないだろうか。そして、それが日本にだけ起こっている現象であるということが残念である。
西氏は少しエスカレートしているきらいがあるが、僕もウィキはもう自分のことを「百科事典」と呼ぶことに問題があるという点では認識を同じくしている。
これだけの知名度と多くの支援で成り立っているウィキはもはやウィキであって、それ以外の何者でもない。どちらが上とか下とか、そういう問題でもない。百科事典だとかいうのは逃げ口上ではないか、あれだけ堂々と資金調達しているのだから、その姿勢を保てばいい。
これらは、冒頭の存命人物の伝記の「議論のあった存命人物項目」というところのほんの一例に過ぎない。ウィキはある意味毎日が戦争である。
そして、上記に出た方たちの何人かの共通認識が、「日本のウィキの特異性」である。もしかしたら日本ではウィキも「ガラパゴス化」しているのではないか?
そういう視点も、「憂鬱」では供給したいと考えている。
どうだろう、ウィキについての見方が少し変わってきたのではないだろうか?(そんな方には、「ウィキペディアンの憂鬱」をご一読することをオススメします 笑)
フェイスブックやツイッターだけじゃない、ソーシャルメディアの今と未来について知りたい方はこちらをどうぞ。
あなたの周りの「プロ」は実は本当のソーシャルメディアを知らない、かも…
26 2月 2011
意力のスポンサーでもあり、世界中で多くのトッププロ・ゲーマーが愛用するRazerは、多くのプロゲーマーをスポンサーすることでも知られている。
先日も韓国でも最も有名なプロゲーマーの一人SlayerS_BoxeRをスポンサーしたばかりだが、今度は女優で歌手でもある台湾人プロゲーマーLinda “Pikachu” LiaoがTeam Razerに加わったとRazerの公式Facebookページで発表された。
公式プレスリリースはコチラ
Linda ‘Pikachu’ Liao Joins Team Razer
Razer公式サイト内のインフォページはコチラ
ギャラリーページはコチラ
英語と中国語のインタビュー動画
さすがにアイドルらしく、GoogleやYouTubeで検索すると彼女の画像や動画は他にもいろいろでてくる。これでゲームも凄腕ということだからすごい。
ニックネームは「ピカチュウ」という可愛い名前だが、彼女の戦績は堂々たるものだ。主なゲームはスタークラフトII。
下記はMixi内のRazer Japan公式アカウントにアップされた日記のエントリー
尚、MixiではRazerから公認された(準?)公式コミュニティも存在しており、只今メンバー増加のキャンペーンを行っている。(上記のアカウントでもマイミク募集をしているので、Razerに思い入れのあるMixiユーザーの方はぜひともご登録頂きたい)
RazerJapanのエントリー
「セレブというのは、とても忙しい毎日を過ごしてると思いますよね。
サインをしたり、メディアに対して挨拶をしたり、ファンを喜ばすイベントをしたりとか。
でも、ご存知ですか?
私たちのチーム・レーザーにも新たに、そんなセレブなメンバーが加わりました。
スタークラフト2の、とくのProtossのプレイで知られるこの女性セレブゲーマーの名前はLinda
“Pikachu”Liaoさんと言います。彼女はマルチな才能をもつセレブで、ゲームでもあなたを負かしてしまうことでしょう。私たちは彼女をチームに迎え入れることができて、とっても嬉しく思っています。
Linda Liao (リンダ・リャオ)は台湾人のアーティストとして知られています。
そして、セレブである以上に、彼女はプロのゲーマなのです。
彼女はSCIIで2010年初頭から優れた実績を残してきており、その情熱溢れるプレイでESL(Electronic Sports League)のSCII女性部門で優勝に輝いています、その大会で彼女は31名もの他の並み居る強豪を倒してチャンピオンの座に輝きました。
リンダのコメント
「私はもう長い間Razerの製品を利用してきています。彼らは最高のゲーム周辺機器をつくっていて、私のプレイを手助けしてくれるんです。」
「私にとって、Razerとのコラボはお互いに取ってとても利益のあるものであり、Razerの公式チームに参加できるなんて、まさに夢のようです!」
欧州でのゲーム体験を除いても、800のラダーマッチをこなしてきた、リンダのStarCraftIIでのプレイ記録はとほうもないものです。 ちなみに彼女のAPM(Actions Per Minute)は220です。
Linda ‘Pikachu’ Liaoのゲームにかける意気込みは彼女をアジアのSCII界でダイヤモンドランク1位に輝かせましたが、それでも彼女には不足なようです。もっと多くの勲章を求めて、彼女はこれからも世界の大会に参加し続けていくことでしょう。
彼女についての詳細な情報はコチラでご確認頂けます。」
フェイスブックやツイッターだけじゃない、ソーシャルメディアの今と未来について知りたい方はこちらをどうぞ。
あなたの周りの「プロ」は実は本当のソーシャルメディアを知らない、かも…
25 2月 2011
いくつか仕事で作った割には、個人のをもってなかったのですが、個人用のページも作成してみました。
本アカウントは今のところ直接のつながりがある方のみとなってますので、よろしければ代わりにこちらをご訪問ください。
ちなみに、FBページのURLの一部が重複したりすることがあります。その場合は、一度HomeからFacebook.comのURLに戻ったのを確認した上で、検索窓からサーチすると最短のURLが出ます。(他にも方法あると思いますが、私はいつもこの方法を利用してます)
しかし、公式サイト(Ning)にツイッターに、ブログに、SNSにとやることどんどん増えますね(苦笑)
恐るべしソーシャルメディア時代、うまく使い分けを考えないと。
FBのほうはちょこちょこ更新していきます。
11 2月 2011
この意力ブログを続けてきたおかげで、「電子出版の未来図」と「ソーシャルメディア革命」という二冊の本を続けさまに出版することができました。
そして、もちろんこのブログを続けることができたのは、読者の皆様がいたからです。
と、いうわけで、しばらくまともに宣伝もしてこなかった意力ブログ管理の二つのSNSの課金体系を変更し、さらなる活性化を試みることにいたしました。
これらのSNSはNingのシステムを利用して構築されています。
大きな変更点
1 これまでの入会費制から「年」会費制度に変更となりました。
2 従来のeBook2.0SNSの「入会費20ドル(半額キャンペーン期間)」から「年会費10ドル」に変更となりました。
3 二つのSNSのいずれかに入会頂くと、同じEメールアドレスであればもう一つのSNSにも入会することが可能となりました。(主アカウントが失効すると、もう片方のSNSの参加資格も失効いたします)
4 これまで一人で管理してきましたが、管理スタッフが一名増えました。皆様のご支援によっては、もっと増えるかも知れません。
双方のSNSへのリンクはこちらです。
電子出版SNS “eBook2.0 SNS”
<主要コンテンツ>
電子出版に関するニュースの共有
管理者からのコメント
フォーラム&グループ
画像及び動画
オンラインカウンセリング etc.
<主要コンテンツ>
ソーシャルメディアに関するニュースの共有
管理者からのコメント
フォーラム&グループ
画像及び動画のアップロード
イベントの告知など
会員の皆様から頂いた年会費用はサイトの運営(Ningは有料サービスです)、コンテンツの更新、取材費用などに活用させて頂いております。
<注>
すでに参加されている方は来年度以降も課金されません。
さらに、2月末まで、「ソーシャルメディア革命」の増刷を記念して初年度年会費10ドルを半額の5ドルにてご提供させて頂いております。
この機会にぜひともご参加ください。
参加方法は
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2 どちらかのサイトの入会ボタンから入会頂くと、登録されたメルアド宛に会費の請求書をペイパル経由でお送りします。
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