Archive for the 「 動画 」 Category

お台場の科学未来館で開催されたDigital Conten Expo2011 でのセッションはおかげさまで無事終了した。

当日の内容はDCEによりUst上で公開されているのでコチラからご確認頂けます。

DCExpoTV

詳細は上記をご覧頂ければと思いますが、個人的にはバランスよくまとまったのではないかと思っています。
国内と海外、民間と政府、国際機関からの意見、ソーシャルメディアを見つめる視点が変われば意見も変わりますが、震災とソーシャルメディアの関係は、今後も深まっていくべきだと思います。

最初は10分ほどのプレゼンを3人がそれぞれ行った。トップバッターでした。
セッション風景
会場の風景

世銀総会についてのアピール
最後には世銀の震災復興、防災についての試みについても説明をしました。

佐々木博さんのプレゼン
きずな未来塾を運営する佐々木博さんのプレゼンは視覚効果が高く、キレイで、プレゼン作るのがあまり得意でない私にとっては大変参考になります。

佐々木博氏

最後は経産省の須賀千鶴さん
須賀さんのプレゼン

須賀さんは普段滅多に聞くことのない「政府側」から見た震災についてのコメントを吐露。
オーセンティックな表現で、メディアの注目も集めた。

須賀千鶴さん近影

モデレーターはアスキー総研所長の遠藤さん。

アスキー総研所長 遠藤諭氏

(撮影: 伊藤僑)

この日はレセプションに少し参加して、HINETの下期オフ会へ参加するため浜松町へ

<関連記事>
情報の“伝わらなさ”痛感した大震災――経産省官僚、語る ASCII.JP

昨日に続いて恵比寿のUSTREAM STUDIO 恵比寿にてUst番組に参加です。このスタジオ、機材が充実している施設で最近大人気のようです。ソーシャルおじさんの徳本さんが大活躍されてますね。

現場には夕方6時半頃に到着しました。ディスカヴァー・トゥエンティワンの社長室から大竹さんが参加。(実は高校の後輩!)本を出したらほったらかしという出版社や編集者が多い中、ディスカヴァー社は私のような新人作家にもきっちりフォローアップを継続してくださるのでとても有り難いです。こういう細かい心配りが若いビジネスマン層からの人気獲得や新人作家の発掘につながっているのでしょうね。

Business Media 誠は大人気の同名オンラインサイトから生まれた初のUst番組だそうです。今夜はその記念すべき第一回。そういえば先日津田大介さんのラジオ番組に呼ばれたのも初日でした。昔からなぜか初回とか立ち上げに縁があるようです。

番組の内容(HPより)

USTREAMやニコニコ生放送などのネット生放送はご覧になっていますか? 最近では中央官庁や東京電力の会見中継、携帯電話の新モデル発表会などもネット生放送で中継されるので、仕事の一環として見ているビジネスパーソンも増えています。

 そんな中、誠編集部でもネット生放送に参入することになりました。「Business Media 誠」「誠Biz.ID」「誠Style」の3媒体が共同で、10月から毎月1回ビジネス情報番組を制作、放送します。

 第1回は10月20日(木)20時からUSTREAMで「ビジネステレビ誠」を生放送します。誠の記事で取りあげた注目商品の紹介、注目の新刊の著者へのインタビュー、仕事上のトラブルについての弁護士に相談するコーナーなど、誌面の内容をギュッと詰め込んだ1時間弱の放送を予定しています。司会はBusiness Media 誠編集長の吉岡綾乃、キャスターは誠Biz.ID編集長の鷹木創、誠Style編集担当の岡田大助が担当します。.

リハ風景

リハーサルなどを行なって、いざ本番。Ust番組で事前準備をここまでやったのは初めてでした(笑) すばらしい。

本番風景

本番の風景


書籍もバッチリ紹介頂きました。対談相手は吉岡綾乃さん(@YoshiokaAyano、Klout70点!)

まぁ、ホントにメディア受けする見た目じゃないんですが、昨今そんなことも言ってられなくなってきました(苦笑)
とりあえず話すのだけは少しずつ慣れてきたかなという感じで、昔ほど速くないんじゃないかな。

終わった後は恵比寿で昨日から続いているお祭りの縁日でたこ焼き食べて帰りました(笑)

当日の番組はコチラからアーカイブ配信をお楽しみ頂けます。こんなソーシャル番組がどんどん増えてくれば日本のソーシャルメディア界も盛り上がりますね。

Ust番組 LOOOPS TV に出演しました

ソーシャルメディアについての講演をする時に、リスナーである大企業の広報担当の皆さんに私が訴えさせて頂いている2つのこと。それは専門の人材を配置したり専門家に相談することと、ソーシャルメディアむけの広告予算を捻出して頂きたいということです。そして最後の質疑応答の時間によく訊かれるのが、「ではその専門家は誰ですか?」という質問。その時に最初に名前を挙げさせて頂いているのが斉藤徹さん率いるLOOOPS(ループス)であり、ソーシャルリーダーズです。
もちろんソーシャルリ業界の中で斉藤さんの名前を知らない方はいないでしょう。氏のブログは現在日本のソーシャルメディア界のマーケティング情報を伝えるものの中では群を抜いていると思います。

(実は現在私がよく知っているソーシャルメディア仲間でLogkr(ロッカー)という新しいチームを形成しようとしているところで、これは主に海外に進出したい企業を支援する専門家チームですので他の皆さんとはあまり被りませんね。私が当面どこまで時間を避けるかは謎ですが)

そんなループスはソーシャルメディアの専門家集団なのですが、LOOOPS TVという番組でUst上でも積極的に情報を配信されています。さすがのブランディング力だけに視聴者数も他のUst番組に比べてコンスタントに良い数字を叩き出しています。同時視聴3桁、アーカイブ4桁は現在の日本のソーシャル番組(レギュラー)ではかなり高いほうです。テレビの視聴率に慣れた広告主には耳が痛いかも知れませんが、有効視聴率を考えた際にはこれらの数字は決して侮れません。この数字が同時視聴4桁、アーカイブ5桁になる時が分岐点でしょうね。
(一部特番ではいい数字が出ますが、レギュラーで出すのは難しいです)もちろんニコ生はすごいことになる時がありますが、あれはビジネス向けではないので特例ということで (苦笑)

今回はソーシャルリーダーズの高川代表と一緒にソーシャルおじさんこと徳本さんのコーナーに出演させて頂きました。
LOOOPS TV

今回の番組のテーマは「日本発世界を目指すスタートアップ特集」ということで、実は当意力ブログのテーマにぴったりだったんですね。今度はそのテーマでもお話させて頂きたいですね。

配信アーカイブはコチラ

実は翌日もまたこのスタジオに来ることになるのでした。。。

意力ブログは日本を出て世界の舞台に挑戦する皆さんを応援します。

New Kindle Family

さて、で、いよいよKindle Fire のお出ましである。もちろんアマゾンからのタブレットは初めて。
報道各社の記事を見ても、ここで色めき立っているのがよく分かる。

And then, this is how it looks after all!
Kindle Fire w/ CEO

Kindle Fire

今まで保守的な色合いの強かったアマゾンからすると、この製品は異色である。まずはCMをご覧頂きたい。

そもそもすでにCMがなんだかアップルチックなのである(笑)

ちなみに公式サイトもこんな感じ
KindleFire Official Site

最初に紹介した新型 Kindle が電子ブックリーダー初心者向けの導入製品だとしたら、この Fire はタブレットが欲しくて買えなかった人向けへの導入だろう。高校生や大学生を狙っているというのもよく分かる。彼らはモノクロのキンドルには興味がないかも知れないけど、この Fire には興味をもつかも。なんてったって音楽や映画に加えてゲームまで出来てしまうのだ。そう、この Fire には App Store がついている。(商標でアップルともめたやつだ)

それにしても、この命名、早くもネットでは大きな話題になっていて検索するとKindleが炎に包まれたような画像がやたらと出てくる(笑)

こんなのとか
燃えるKindle

こんなのとか

これも面白い、モックとか

挙句の果てに旧機種まで燃えちゃったりして
燃えてるけど旧機種です

このKindle Fire にはクラウド対応のブラウザー「Silk」が搭載されている。
先ほど紹介したYouTubeのKindle公式アカウントではこの Silk のデザインコンセプトを紹介するデモ動画がアップされている。(ほとんどエンジニアが話しているだけ)
Amazon Silk—Amazon’s Revolutionary Cloud-Accelerated Web Browser

スマートブラウザーを標榜して、端末で対応する内容とクラウド上で処理する内容を再デザインしたという感じのことを言っている。これについてはまた詳細が明らかになるだろう。開発したエンジニアは大きなことを言うだろうが、結局は体験してみないと分からないことが多い。画像処理などに対しても、大きな画像を転送するのではなく、小さなファイルでやり取りできるようにしているという。エコな設計になっているということだろう。もちろんアマゾンのクラウド(EC2)は定評があるシステムなので、ここにきてアマゾンが地道に蓄えてきたコア競争力の一つのクラウドがばっちり Kindle と組み合うということだ。これはアップルが目指しているところでもあるが、アマゾンの方に歩がありそう。

すでに先のエントリーでお伝えしたように、アマゾンはAmazon Prime というチャンネルで動画配信を行なっている。映画やテレビ番組はすでにアマゾンのコンテンツとなっており、それらをついに Kindle でも体験できるようになったということだ。汎用のアンドロイドOSはオープンなのはいいが、整合性が取りづらくなって、どうしても使い勝手が悪い場合があるのだが、アマゾンはこれを完全に中央集権化しようとしている。つまり、アマゾンがやろうとしていることは端末ごと抱き抱えた iモードなのである。

そして、アマゾンが狙っているところは昔から変わらず、「アマゾン」ショッピング専用の端末を作ることだ。抱え込みという点ではアップルよりも強力だ、何しろアップルはアップル製品が主力製品だが、アマゾンの主力製品は膨大な数のAmazon.comで販売されている商品である。一見 Kindle Fire は iPad の真似をしているように見えるが、実はその先にあるものは Amazon.com であり、アップルよりも1マイル先にあるといえる。

来年発売されると噂のiPad3 を考えた時に、199ドルでこれだけのものを出されてしまうことに対するアップルの心理的抵抗はどんなものであろうか。アメリカではスマートフォンの普及がほぼ一般的になってきているので、そこで培われたユーザー体験をスムーズに移行できるタブレットには成功の可能性がある。しかし、汎用のAndroid OS を家電各社が出すだけだと、肝心のコンテンツと一体感がなく、どうしてもちぐはぐになるし、マーケティング効果も分散されてしまう。よって、ニッチなタブレットはいくつもでてはすぐに消えてしまうことになる。(ガラパゴスがいい例である)

コンテンツも豊富だ。アップルがアップルTVをもう少し売っていれば流れは少しは抑止できたのかも知れないのだが。(ところで海外コンテンツも増える可能性はあるのだろうか?)

18 million movies, TV shows, songs, magazines, and books
Amazon Appstore – thousands of popular apps and games
Ultra-fast web browsing – Amazon Silk

Free cloud storage for all your Amazon content
Vibrant color touchscreen with extra-wide viewing angle
Fast, powerful dual-core processor
Amazon Prime members enjoy unlimited, instant streaming of over 10,000 popular movies and TV shows

1,800万タイトル以上の映画、テレビ番組、楽曲、雑誌、そして本。
ここらはアマゾンの得意なところだ。
しかし、ここですでに耳慣れた Appstore という文字が目に付く

先日のことなので覚えている方も多いと思うが、アップルはこの「App Store」という商標を巡ってアマゾンをカリフォルニア州内の連邦地方裁判所に提訴している。

ゲームの画面がデモにもでてくるが、あれはなかなか面白そうである。これで、高価なiPadの替りにゲーム好きな子供たちに買ってあげる品ができた。しかも本も安くたくさん読めるので喜ぶ親が多いのかも知れない。レビュー次第ではクリスマス商戦でトップアイテムになるだろう。
もちろんゲームの種類や数はアップルのApp Store の比ではないが、ここにコンテンツが増えてくる可能性は十分にある。なにしろ、作っている側からするといくらでも販売チャンネルが増えたほうがいいのだから。

ところで、Kindle Fire を巡る最大の焦点の一つは「3G非対応」である。

これにはいくつか理由が考えられる。もちろんコストダウンが最初、そして次にApple ともめたくないキャリアとの交渉がうまくいかなかったこと。あるいはしばらくして交渉がまとまれば3G版がでてくるのかも知れない。

しかし、もう一つの考え方としては、アマゾンがタブレットにもともと3G通信機能を搭載したくなかったということである。コストや契約が煩雑になるのは、「1クリック購買」を推進するアマゾンにとっても得策なことではない。実はアメリカでもここ最近日本のWiMAXのような便利なサービスが出てきており人気を博している。Verizon 版のどこでもWiFi ルーターみたいなのもあるし、場所により任意の3Gネットワークを指定してつなぐ CLEAR というサービスもある。

clear
CLEAR のプランでは一番安いプランだと月々20ドルから利用できる。

こう考えると月々iPad だけのために15ドル以上を払うプランがどうしても割高に見えてしまう。
私も日本ではもっぱら WiMAX 経由でネットワークにつなげており、端末はアメリカで普段利用している iPhone である。周りでも持っている人が多いので、一つの時代の潮流だ。

Kindle Fire の先行発売は始まっており、出荷日は11月15日。感謝祭の週末をめがけて投入できたのは、スケジュール的にはバッチリである。一方、アップル側は年末商戦でアマゾンを迎え撃つタブレットがない状態だ。アマゾンの株価は今日の発表を受けて早くも上がり始めているという。

いよいよガチンコになってきたアマゾン VS アップル 今後も展開から目が離せないのは間違いない。

<関連記事>
Amazon が新型 Kindle 3機種4製品を発表 (3) うぃる爺の分析 
Amazon が新型 Kindle 3機種4製品を発表 (2) 報道リンク集
Amazon が新型 Kindle 3機種4製品を発表 今度はホントの iPad キラーか Nook は死亡確定??

Tech Crunchは日本に住む外人の手によって立ち上げられたユニークな翻訳関連会社のMyGengoがこれまでのシード調達に加えて新たにシリーズAで$5.25M(525万ドル)を調達したことを報じた。これにより、同社の調達金額総額は$6.8Mとなった。

MyGengo

Human Translation Platform myGengo Raises $5.25 Million From Atomico, 500 Startups

MyGengoのクランチベース
MyGengo公式ページ

筆者は過去にオンラインゲームのローカライズや映像字幕の翻訳を行う事業をしていた時期から、同社やコニャックなどの翻訳サービス、そしてLive MochaやLang-8などのソーシャル言語学習プラットフォームには注目してきている。各社それぞれ異なる事業展開をしているが、やはり日本人のスタートアップ企業よりは、そうでないスタートアップ系企業のほうが勢いがある。これの大きな原因は、ずばり

日本のVCやエンジェル(いるのか? 別格の人は一人だけ知ってるが)たちが「ヴィジョン」に投資しないから

だ。
反論もあろう、小規模でそれをやっている人もいるだろう。でも肝心の「お金持ち」がそれを断行しない。視野も世界的ではない。
シリコンバレーにいけばいいってもんじゃない。視野を広くできないなら、意味はない。アメリカに長くいたからといって、英語が勝手にできるようになるとは限らないというのと同じことだ。SNSやソーシャルゲームで儲けているGREEやDeNAには本当に世界で活躍してもらいたい。しかし、海外で成功したいと思ったらビジネスモデルを一から構築するというくらいの考えで投資をしたほうがいいのではないか。国内で成功したからといって、安易にそのままのビジネスモデルを持ち出すのは危険である。
いつまでもあると思うなブームと金」がドットコム業界の鉄則じゃないだろうか、ビジョンとスピード、大局観が重要である。そのためには必要な人材も集める必要がある。(そんなこと言われなくともわかっているだろうが)

これまでVCの担当者やエンジェルと呼ばれる人やインキュベーション事業を手掛けるという方に少なからず出会ってきたが、大手になればなるほどヴィジョンなんて気にしていない。儲かるのか?グーグルに勝てるのか?なんてありきたりのことを聞くだけである。要は担当者が責任逃れしたいだけなのだ、と斜めに思ってしまうこともしばしば。大体、自分で起業すらしたことない人間が起業家をメンタリングなんてできるのか??(いけない、朝からテンションが高くなってしまった) 
少なくともインターネットやIT系に限っていえば、日系企業が欧米の企業に対して「クールな」買収を仕掛けて成功したことなんて記憶にない。

<参考記事>
VCが聞くバカな質問


ネットの世界は動きがめちゃくちゃ速い。通常の判断なんてアテにならない。みんなで共同してそれを盛り上げていくしかないわけだ。
逆に投資家の利権を守るための提携から阻害されると、いくらいいプランでも成り立たなくなる。(Ningがいい例)
そして、今世界のビジネスを突き動かしているのは「未来を変える」ことにつながるビジョンである。利益は二の次、という企業のほうがむしろ成功しやすい。(Twitterがどうなるかは別にして)それが理解できていないから、日本は世界二位の経済規模と充実したユーザーエクスペリエンスをもちつつも、いまだに世界市場に打ってでられない。

他の分野のことはよく分からないが、少なくともネット系に関しては世界規模で通じるモデルを構築できている会社は日本にほとんどない。しかし、それは日本の会社だとできないというわけでは決してない。
この点で日本で運営されているMyGengoがこれだけの資金調達に成功した理由を日本の企業やVCは学ぶべきである。(もちろん創業者の関連で英国のVCから調達できたという背景もあるのだろうが)

では、このMyGengoが競合サービスと比較して何がすごいのだろう。それはこの会社が人力だけではなく、AIの活用に注目したことだろう。これはAPIと書かれているアウトプットの部分もそうだし、内部の翻訳メカニズムにおいても同様。翻訳業界は何しろアナログな業界なので、「機械翻訳」=グーグル翻訳という考え方がある。そして、その質は低いものだと一般的に考えられている。(最近のグーグル翻訳は精度が上がっているが)

しかし、翻訳業界にはTRADOSやSDLX(今は同じ会社)のような翻訳メモリーというのも存在する。これは人力翻訳を機械的に支援するものだ。(使い勝手がいい一方、ソースとターゲットが一対一で紐付けされるなど問題点も多く、これを補完するシステムを自前で構築したら生産性が著しく向上した)翻訳はプロの翻訳者がやれば品質がいいことは疑う余地もない。しかし、それをするには国内では値段がかかりすぎる。
結果、翻訳業界は大きな勢いで中国にシフトをしている。このままでは中国は世界の「翻訳工場」になってしまう。ただでさえ世界一の人口を抱えている国なのだから、これは脅威だ。問題はやはり翻訳品質が低いことである。日本の膨大なコンテンツは中国に流れて世界の言語に翻訳されていく、オンラインで翻訳のプロジェクトを探したら日本の顧客が中国企業に発注した翻訳の仕事の下請け案件を日本人が受注していたみたいな笑えない話も散見している。(コンテンツが海賊版として流れ出るなんてリスクは言うまでもないだろう)
かくして日本の翻訳業界は致命的なダメージを受け、規模は縮小する一方である。

話をMyGengoに戻すと、彼らが目をつけているのはこういう翻訳業界の「目に見えないニッチ」である。それはスケーラビリティと生産性の向上だ。
これをビジネスチャンスの観点で説明すると、例えば今世界で大きなブームになっているソーシャルゲームに関連している。例えば現在私もいくつかのソーシャルゲームを試しているが、言語のクオリティはとても低い。同じ日本の企業が運営しているとは信じられないほどである。これには恐らく二つの原因がある。一つはコストダウンのために外国人を利用している点、もう一つはXML対応や翻訳メモリーなど、翻訳を支援するインフラが十分に整っておらずスピードを要求されるオンラインゲーム業界の波についていけていないことだ。
筆者が手がけていたのはMMORPGだったので、分量は多いが、スピード感はそれほどでもなかった。(コストが莫大だから当然だが)しかし、ソーシャルゲームの動きは速く、コンテンツをどんどんアップしないとすぐに飽きられてしまう。ソーシャルゲーム以外のソーシャルプラットフォームについても同様。

そして、これが日本語から英語になると話はもっとひどいことになる。まったくもってまともな英語のレベルではなく、従って海外のユーザーを集めるのは困難になる。ここでも日本人の英語ベタがネックになっている。言語QAをまともにできる人物が少なすぎるのであろう。そういうロジスティック的な部分を考えずに、単に日本で流行ったiモード的な課金を進めようとしてもそうは問屋がおろさない。
ソーシャルゲームのメーカーもこぞって海外進出を目指しているようだが、任天堂やSONY、コナミやカプコンなど大手ゲームメーカーがこれまで苦戦してきた内容を彼らは知らずにいる。そして、もちろん大手を除けば資本力には限界があるのでコストをかけずに「一攫千金」を狙おうとする。しかしこれではなかなか打率が上がらず、多くの会社は廃業を余儀なくされる。

ではソリューションは何か?二つある。
1)アウトプットの効率を高めること = MyGengoのようなスケーラブルなシステムで低コストで効率よく翻訳できる汎用システムを使って、自社のサービスに運用する。自社の翻訳データベースも構築されていく。

2)資本的なバックアップ = 映画に対して組まれるような投資ファンドの態勢でソーシャルゲーム業界をバックアップする。

MyGengoは1のソリューションを提示しうる可能性をもつ企業であり、日本国内で世界的な視点をもった(少なくとも100%ではない)非日本人により運営されている点が特筆に値する。ソーシャルゲームは日本が世界に向けて成功できる一つの大きなチャンスとなりうる。しかし、大手が必ずしも成功するとは限らない。アイデア次第でまだまだ伸びるソーシャルゲームの分野でグローバルイニシアチブを取るためには、2のように資本家の手助けも必要なのだ。(採算性が高いのはGREEとDeNAが示してくれた通りなのだから)そして、買収できる小さなスタジオもたくさんある。しかし、この資本家はこれまでの怠慢が理由で世界的な視野を持っていない。全体が把握できていないし、スピードもカバみたいに遅い。(アマゾンはチーター)もっとも、多くのVCや商社はよりリターンの大きい資源ビジネスに集中しているのかも知れない。だが、ITは日本人が世界でまだまだ活躍できる分野だと確信している。

思うに、VCの人たちには今ネットの世界で起こっていることを分析する力が欠落している。世界が見えていない。
だから、MyGengoがなぜ資本を集められるのか、不思議で仕方ないだろう。(英国はすでに「言語」で世界を制圧した実績をもつ国であるということをお忘れなく)
なぜアマゾンやアップルが成功したのか、そしてフェイスブックやグルーポンが証券市場を揺るがすような規模で上場できるのか、そういう点についてのリサーチと包括的な分析が足りない。ソフト、ハード、サービスを総合的に俯瞰できる能力と視点をもたなければならないし、出ては消えていくスタートアップが取っている「リスク」、そしてドライバー足る創業者の資質などを見極める総合的な力を身につけなければならない。今の日本経済は無駄遣いをすることを許さないのだが、世界に打って出ようとする「ヴィジョン」と情熱をもった若き起業家を日本全体がサポートすることは必須条件である。もちろん、少しずつその力は蓄積されているのだろう、単にこれまであまりにも見当違いのことをしていただけなのだ、と信じたい。

日本の投資家は、シリコンバレーの大規模な投資案件には到底食い込めない。だからこそ、視点を少し変えてシード寄りの投資に注力してはどうだろう。もちろん、そこにはリスクが伴うが、リスクの伴わない「ベンチャー」なんて定義から外れている。
Ningに150億突っ込める企業がなかったとは思えないが、それほど多くはなかったろう。だけど、5億なら突っ込める企業や機関投資家はまだたくさんあるはずだ。TCで1つずつこのような資金調達が発表される度に、「なぜ私たちはこれに投資しなかったのか、あるいは投資しないのか?」という議論を内部でやってみるのはいかがか。あるいは上司がネチネチ訊いてみたらいいのでは?(笑)

「目の付け所がシャープ」なVCやエンジェルが数多くの失敗を経て、日本でも育ってくれることを切に願う。
それは日本の未来を切り開く一つの道である。投資するのは事業にだけとは限らない、人材に、そして「機会」に投資することこそが20年後、30年後の日本の未来を明るいものにするのではないだろうか。

<関連エントリー>
ソーシャルゲームの今後 (1)

先日もご紹介したマイケル・ジャクソンのボイスコーチでもあったDorian Holley からの招待で、NBCの名物番組「トゥナイト・ショウ」のスタジオ見学に行ってきました。見学は二度目なんですが、何回行ってもこの収録は楽しい。

今日のゲストは歌手のKristen Chenoweth と Glee の人気俳優Chris Colfer でした。Kristen は最後にお父さんに捧げる歌で見事な歌声を披露、Chris はTIMEの世界で最も影響力のある100人にも選ばれています。

Brian のバックステージインタビューの模様はこちら

(*1分58秒くらいに横を通るところが映ってました 笑)

スタジオでは撮影できないのですが、バックステージでは撮影可能
なのでこれを撮ってみました
Backstage Sign

収録後、バックステージでDorian や Rickey Minor を待つ

Tonight Show Band の控え室

歴史を飾るポスターなど

しばらくして戻ってきた二人とご挨拶 個人的には今日のDorian の衣装がとても気に入ってたので、あれで一緒に映して欲しかった(笑)

with Dorian Holley at Backstage
Dorianと

Rickey Minor と
Rickey Minorと

この二人はアメリカン・アイドルの音楽面での立役者、ドリアンはDancing with the Stars も手がけている。

Dorian は尾崎豊の二枚組アルバム「誕生」の収録にも参加していたということがこの日分かりました。ウィキペディアを調べると。。。確かに出てる!
尾崎豊といえば、来年は彼の没後20周年にあたります。各地で関連したイベントが開催されるのでしょうか。

収録は60分の番組に対してほぼ60分で収録されます。(その前にいろいろ余興がありますが)なので、ライブ感覚たっぷりでスタジオも広く大きいので大迫力です。
チャンスがあれば何度でも行きたい場所。
収録前にジェイ・レノと写真撮るチャンスがあるので、あれをいつか是非やってみたい(笑)

誕生日を一日前に控えた今日、ちょっとしたお誘いがありノース・ハリウッドへ。一緒に行ったJimmy On はGiveaShout.comの創業者で、何と私と誕生日が同じ。
二人でちょっとした誕生日イブをお祝いと相成ったのである。

先日有名コメディアン Jay LenoがやっているTonight Show の収録に訪れたことをお伝えしたが、Tonight Show Band のメインボーカル、Dorian Holleyとは Jazz for Japan 収録のソーシャルメディア広報をさせて頂いた時に初めて会い、それから親交をもたせて頂いている。

The Dorian Holley Band
(チラシは前回のもの。この時は日本にいて参加できなかったので今月行くことになった)

実はこのDorian、只者ではない。(公式サイト)マイケル・ジャクソンのボーカルコーチやバックステージシンガーをしており、Bad の世界ツアーで一緒に回ったとか、Rod Stewart や James Taylorと一緒にもツアーをしている。それだけでなく、American Idol や Dancing with the Stars などといったアメリカで超メジャーな番組にも音楽ディレクターとして参加している。(Jazz for Japan には Tonight Show Band のリーダーであるRickey Minorと一緒に参加頂いたのだが、Rickey Minor はアメリカン・アイドルの音楽プロデューサーをしていたそうだから、親交は深いのだろう)

ライブの会場となったのはノース・ハリウッドにある Kulack’s Woodshedという小さなライブハウス。 行くのは初めてだったのだが、ここはただのライブハウスではなくテレビでの中継ができるように準備されたスタジオのような場所である。(個人的には我々が座った席の真後ろに一番苦手な蛙がイグアナと共に檻に入っていたのが非常に印象的だった、というか怖かった 苦笑)なので当日の模様はウェブサイト上でもストリーミング中継されており、視聴者がツイートでコメントを寄せてそれにパフォーマーが反応するなどソーシャルな要素もあった。

Kulack's Woodshed

しかし、そんなことはともかくこのDorian は本当に歌が上手く、感動することしきり。透き通る声とはまさにこういうのを言うのだろう。(私も歌うのは好きだが、所詮カラオケのレベル、本物との違いはこういう狭い場所でじかに聞くと本当によく分かる)曲目はR&BとJazzのミックス、参加者は70名ほどで、満席だった。

熱唱中のDorian

カメラは移動型のものも含めて4機ほどあったと思う。なぜかライブハウスにはキングサイズのベッドがおいてあって、そこに座って鑑賞できるようになっている。

w/ Dorian Holley
終了後に挨拶をしにいった。翌日は誕生日プレゼントだったので、写真入りのアルバム「Dorey’s Indepedent Film」をサイン入りでプレゼントしてもらった。

彼はこのバンドで日本興行を実現させたいようだ。興味の有る方はぜひご連絡頂きたい。

ソマリアでの飢饉のニュースが日本滞在中にも流れていたが、事態は深刻化しているらしい。
ソマリア飢饉、南部全域に拡大の見通し 国連
ソマリア飢饉

【9月3日 AFP】国連人道問題調整事務所(UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs、OCHA)は2日夜に発表した報告で、飢饉(ききん)が発生したソマリア南部の状態は、国際社会の大規模な支援にもかかわらず悪化しており、飢饉は今後数日中に同国南部全域に拡大するとの見通しを示した。
 これによると国内避難民は減ってきているものの、栄養失調の人の割合や死亡率は上昇傾向にあり、伝染病も広がっているという。
 国連は7月にソマリア南部のバクール(Bakool)地方とシェベリ川下流(Lower Shabelle)地方が飢饉の状態にあると宣言したのに続き、8月上旬には首都モガディシオ(Mogadishu)と世界最大の国内避難民キャンプがあるアフグーィ回廊(Afgooye corridor)など3地域も飢饉の状態にあると宣言した。
 国連の定義によると、飢饉になると全体の20%以上の世帯が極度の食糧不足に陥って人口の30%以上が急性栄養失調になり、毎日1万人当たり2人が死亡する状態になる。
 国連によると、ソマリア、エチオピア、ジブチ、ケニア、ウガンダなど「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸北東部では1240万人が過去数十年で最悪の干ばつの影響を受けて人道支援を必要としている。
 イスラム過激派組織アルシャバブ(Al Shebab)はモガディシオからは撤退したが、飢饉に襲われたソマリア南部の支配地域では依然として援助活動を制限している。(c)AFP

一方、当ブログで何度かお伝えしてきているコンゴ(DRC)の状況も以前深刻な状態である。
最近このコンゴ紛争の真相を伝えたドキュメンタリー “Crisis in the Congo -Uncovering the Truth” が発表されて話題になっている。

Crisis in the Congo

公式サイトはコチラ
私はこの中にも出てくるFriends of Congo の Kambale Musavuli 氏にインタビューしたことがある。彼は米国に難民として移住したが、コンゴを憂う気持ちは海外に住んでいるコンゴ人を一つにしていっているようだ。

このドキュメンタリーはYouTubeでも公開されており、視聴回数は30,000近くになっている。

1分強のトレーラーはこちら。日本語の字幕版も準備中らしい。

YouTubeのチャンネルはコチラ
日本語版コチラ
ソーシャルメディアの全盛を支えている立役者の一つはスマートフォンである。このスマートフォンにも多く使われている電子部品を通じて、私たち先進国にいる人間もコンゴとつながっているのだ。 “Everyone has a piece of Congo in his hand” というのはそういう意味である。

あっという間に8月突入。アメリカは何とかデフォルト回避したが、根本的な問題解決にはならず。新潟では雨による水害がひどく、韓国のソウルも大変で死亡、行方​不明が一昨日時点で60人以上でているとか。そして、福島第一原発では10シーベルト毎時(測定上限)というとんでもない量の放射能漏れが計測されたという。

そんな月初めに行ってきました、麹町スタジオ。ピンマイクなんかも初体験しちゃったりして。

ホストは後藤たくひろさんと、はなまるアナの堤信子さん。たくひろさんとは先日お会いしてたので、今日は堤さんとお会いするのを楽しみにしていました。
前半は普通のトーク、台本がないのですべてが成り行きで進んでしまうというかなり緩い感じですが、これがなかなか面白い。ラジオではずっと正面に話し相手がいたのですが、今回は横並びだったので視線にやや苦労しました。 
ラジオの時の反省を踏まえて、できるだけゆっくり話してみたのだが、今回はどうだったでしょうか。



Video streaming by Ustream

収録現場の風景など
撮影準備中

撮影機材など コードがすごいことに。。。
収録裏側

前半は自己紹介から始まり、最新著作の紹介にソーシャルメディアの日米の違いなど、そして後半は文房具好きの堤信子さんの「文房具ナイト」コーナー。
私は高価なペンなどもっていても、すぐに失くしてしまうので、長持ちするのがいい文房具、ということくらいしか話せない。しかし、デジタル文房具なら!ということでブロガーにとっての必需品であるキーボードやお気に入りのトラックボールやらマウスやらを紹介してきた次第です。特に左手マウスの効能について力説。(左手マウスと聞くと、たまに下世話な突っ込みする男性がいますが、今回はスルーで (笑))

愛用のトラックボールについての説明

最近周りで、テレビで長年活躍してこられた方々が、Ust やYouTube に新しい活躍の場を見つけて、独自メディアを配信されるという話をよくお伺いすることがあります。

ある意味電子出版でも起ころうとしている「中貫き」モデルが映像の世界でも成り立ちつつあるわけですが、コンテンツの問題以前に「紙」から「電子」へと次元の異なる移行を抱えて、フォーマットやら体裁やらに苦労しないといけない電子出版に対して、映像の世界は同じデジタルコンテンツ同士の移行だから親和性が高い。つまり、堤さんみたいなビジュアルがよくて話せる「プロ」がいると、番組としては成り立ちやすいのでは。後は収益構造だが、こういうUst番組でも冠スポンサーがついてくれる可能性は今後十分にあるでしょう。

世間は大不況に大災害、 どこも苦しい中、多くの人が見ても満足できるようなコンテンツとしっかりとした集客構造ができていれば、突出する番組は必ず出てくるはず。ということで、前回のラジオ+Ust にも大きな可能性を感じたのですが、今回もまた草の根メディアとしてのソーシャルメディアの可能性に大きな希望を感じました。大手企業じゃなくてもいいから、スポンサーさんがこういう番組につくようになって欲しいですよね。

放送終了後に記念撮影
生放送終了後の3ショット

しかし、驚いたのは堤信子さんがテレビやネットで見るのとまったく同じ、というか実物はそれ以上の美人さんだということ。やはりテレビの世界に長くいらっしゃると、あぁいう風にオーラをキープし続けるものなんですね、いやお見それしました。(すっかりファンに)
本当は以前使ってたBREEの名刺入れとかペンなんかをお見せしたかったんですが、全部失くしてしまったので。。。失礼しました。

(オマケ) 堤信子さんとの2ショット サイン入りで最新著書「旅鞄(トランク)いっぱいのパリ・ミラノ」も頂いてしまいました。

堤信子さんとのツーショット

アイルランドに住む友人が紹介してくれたビデオ。

イギリスではスーザン・ボイルが話題になりましたが、韓国ではこちら。
とにかく見てください!(英語字幕あり)

いよいよ15日に発売!ソーシャルメディアの進化を語る

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  • Steve Jobs App: that’s an iPhone App
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  •  : 真相はこれっぽいですね。 http://gizmodo.com/5838845/...



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