20 8月 2009
6月に大画面のDXが発売されたばかりのキンドルだが、次は大学生版が出るのではないかという噂が最近市場に流れているらしい。が、どうやらキンドルのスポークスマンであるCraig Berman氏はその見解を否定した模様(関連記事)。しかし来年の初めには出るということをほのめかしている訳で、これは逆に更なる値段改訂や新バージョン登場のための買い控えを避けさせるための方策と言えるので当然であろう。新学期はもうすぐ始まるし、その次にはクリスマス商戦が控えているので、今のところはこのままでいくべきだと思う。Kindle2の値段はついこの間下がったばかりで299ドルは3Gが無料でついてくることを考えればすでに破格である。DXは性能的にはKindle2より優れているので、まずは学生にKindle2の購入を検討させ、十分に納得させた上で、更なる上位機種のDXと比較検討する、という流れになるだろう。この際、大学院生などより学際的で予算に余裕のある者はDXを検討すると思う。もちろん、誰かが使っている実機を見た上で、というのが前提になるのだが。先日も出張の際にキンドルを利用していると声をかけてくる人が多くいた、まだまだ見たこと無い人が多い訳だが、多くの人は実機をみるまで買い控えているといっていたので、普及がある程度まで進むと一気に加速すると見ている。
学生版に関してはDXがテキストの代替用として設計されているものの、やはり489ドルはなかなかの金額であり、一般的には決意がいるであろう。あと、DXは少し大きすぎると思う人も多いと思うので、Kindle2にDXの機能が実装され、表示画面がもう少し大きくなるのが理想だと思う。(この際キーボードのレイアウトにも少しの工夫が必要か) また学生版として廉価版を準備してくることは想定できる。私なら3Gを無くしてWi-Fiを搭載したバージョンを学生版として生協などで100ドル程下げて売る。アップルも初期はキャンパスでかなり大々的にキャンペーンしていたので、やはり大学生を取り込むことは市場の活性化にも購買層の囲い込みにも大変有効な戦略である。
現在コンテンツをかなりのペースで作成してアップしているところで、キンドル以外の電子ブック市場にも同様に販売を始めた。最近開いたアカウントでは40以上のプラットフォームを通じて世界中に一気に流通させることが可能で、売上はまさに倍増していく計算となる。これはまさに書籍の流通革命で、目標の1万タイトルが出揃う年末の売れ行きが楽しみだ。
17 8月 2009
日曜日から電子出版ととあるIT企業のアメリカ進出の案件でNYに来ている。週末の出張は珍しいのだが、家族とすごす時間を少しでも長くするために久しぶりに夜間飛行のレッドアイというやつだ。ジェットブルーの深夜便は初めてだったが、意外に快適だった。ユナイテッドよりも良かったような。
ここでもキンドルは大好評だ、本当にアマゾンも、もっと宣伝すればいいのに。というわけで当社でもPR動画を作成予定。
先週の放談会もかなりパワフルだったので、近々レポート掲載予定。次回が楽しみだ。
10 8月 2009
先週は少し休暇を取って家族でサンディエゴに行った。メインはレゴランド初体験で、これがまたすごく嬉しいサプライズだったので、その感動は別の機会にブログで伝えるとして、今回は表記の通り、不在中にオフィスに届いていたKindle DXのレビューをしたい。注文したのはかれこれ4週間程前だったと思うので、在庫切れでかなり待たされた。6月下旬に発売された時のストックはすぐに完売したとのことだが、一体どれくらいの数が売れたのだろうか。。。電子出版業界に身を置くものとしては今回の新生産ロットの数も非常に気になるところなのだが。。。

開封時
届いた状態と箱を開けた状態はこんな感じ。これは以前に購入したKindle2とサイズは違うものの基本的に同じである。
Kindleすらご存知ない方が多いと思うので、DXと言われても「何がデラックスなんだ!?」と不思議がられる方が大半だと思うので、下記に仕様比較をアマゾンの公式サイトより転載する。基本は(液晶)サイズが大きい(DXが9インチワイドなのに対してKindle2は6インチ)のとPDFビューアーが標準搭載されていること(Kindle2ではコンバートしていた)、そしてiPhoneみたいに持ち替えた際に画像が縦横入れ替わる機能がついたこととそれに応じてボタン配列が少し変わったこと(一部では不評らしい)くらい。
製品スペック比較

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Display
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6″ diagonal E Ink® |
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Size
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8″ x 5.3″ x 0.36″ |
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Storage
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1,500 books |
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PDF Support
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via conversion |
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Rotating Display
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3G Wireless
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Books in Under 60 Seconds
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Text-to-Speech
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Whispersync
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Price
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$299.00 |
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Display
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9.7″ diagonal E Ink® |
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Size
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10.4″ x 7.2″ x 0.38″ |
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Storage
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3,500 books |
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PDF Support
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native PDF reader |
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Rotating Display
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3G Wireless
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Books in Under 60 Seconds
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Text-to-Speech
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Whispersync
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Price
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$489.00 |
製品サイズ比較画像
最初に持った印象はかなり大きめに感じるのだが、実際にコンテンツを表示させてみるとかなり見やすいことに気づく。学生向けにテキストブックを電子版に切り替えようとしているアマゾンの意図はKindle2よりはDXでより達成されるのは間違いないだろう。後はコストで、Kindle2の299ドルに対して489ドルという割高なコストをどう見るかだが、意外と最初の学期で教科書を購入する際に比較検討してしまううちに解決してしまうかも知れない。試しに電子版が販売されているテキストの価格をいくつか比較してみたが、140ドルに対して90ドルなどという大きな差がでているものもあり、メジャー(専攻)によってはKindle購入の決断は意外とすぐにでてしまうケースが多いのかも知れない。当社がアップしているような日本語を表示させるコンテンツはPDFビューワーを搭載しているDXのほうがはるかにスムーズに表示される。(iPhoneのKindle Appでもかなりスムーズだが、如何せんサイズが。。。)
最後に、PRになってしまうが当社はすでに日本語と日本文化に関するコンテンツの電子出版社としてKindleにいくつものコンテンツをアップしてきており、今月からいよいよ売上も順調に推移し始めている。アメリカ人が好むようなテーマのコンテンツをいくつも並行して制作・編集しており、月末までにはかなりのラインアップが出揃う予定である。自慢のコンテンツを当社を通じて海外の電子出版市場で販売したいという野望をもったコンテンツホルダーやクリエイターの方がいれば、ぜひとも当社までご連絡頂きたい。
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