Archive for 2月, 2010

夫婦ワルツ

妻と結婚する少し前、テレビで社交ダンスの番組をやっていたらしい、らしいというのは当時私はアメリカで彼女は日本でしばらく遠距離のつきあいだったからである。しかし一緒にダンスを学ぶ機会などそうそうなく、(幸いにも)子宝に恵まれた我が家はどんどん忙しくなっていったのでそのままになっていた。
それから13年近く経って、ひょんなことからダンスを学ぶ機会がやってきた。正直気恥ずかしいのだが、長い間彼女が待っていたのをよく知っているので、一緒にレッスンを受けるようになった。最初は日曜日だったのだが、木曜日の夜に変わるらしく、今週の木曜日は初めての平日レッスン。勿論子供達も同伴である。

最初はワルツ。やってみると意外に面白いし、さすがに万人向けなだけに正直ゴルフより簡単(今のところだが)だと思った。が、木曜日は初めてのスイングダンスにも挑戦、こちらはワルツのような優雅な踊りではなく、激しい踊りなので体力を使う。足腰が強くなりそうだ。そういえば一昨年や去年、部下の何人かがサルサのレッスンを受けていたのを思い出した。まさか自分がやってみることになるとは思わなかったが、夫婦間のちょっとした新しい刺激で新鮮な気持ちである。日本の踊りとは違い、必ずペアでやるために男性のリードなど学ぶべき点も多い。みなさんも夫婦(めおと)ワルツ、如何でしょう?(笑)

先日とあることがきっかけで、日本とアメリカのキンドルコンテンツの価格の比較をしてみたら、興味深い事実に気づいた。

日本での価格は$2.99(米国では99セント)

日本での価格は$2.99(米国では99セント)

上記はLMDPが販売しているコンテンツの一つであるが、アメリカでの販売価格は$0.99、つまり99セントだ。
画像は日本で友人が試験購入してくれた際に映してもらったもので、よく見ると金額は$2.99となっていて約3倍になっている。ところがこのコンテンツが日本で売れたとしても、入ってくる印税は変わらない。つまり$0.99の35%が規定レートで実勢として35セント。規定では売価の35%になるのだから、日本で売れた分に対しては3倍になっているはずなのだが、そうはなっていないようだ。これは確定できない理由があるのだが、それは出版社側からは売上がどの地域からあげられたものかどうかが分からないという点である。しかし、今回は日本にいる友人二人が購入をしてくれて、こちら側で売上に関する情報をチェックしていたが売上金額 (TOTAL PAYMENT)を販売数量 (NET UNITS SOLD)で割ってみるとやはり35セントになっている。

ではこの差分はどこにいったのか?

通信費の問題などがあるのは分かるのだが、それでもパブリッシャー側に十分な説明がされているとは思えない。
また契約改訂後は通信費を除いた正味売上金額に対する70%適用(ルールを満たしたもののみ、それ以外は現行と同じ)となっているが、それでこの問題が解決されるとは思えない。 続きを読む

今日日本から急遽MSYの代表の秋山社長がLAに到着。2泊3日の短い滞在だが、代理店をしているゲームアクセサリーメーカーへの訪問をするらしい。MSYという会社は当社がアメリカで代理店として販売を手がけているRoccaforteゲームデスクの製造元であり、2005のE3ショーで出会ってからお付き合いをさせてもらっている。秋山氏は筆者が起業をするきっかけをつくってくれた若くて優秀な経営者である。それはMSYが総代理店をしているメーカーにゲーマー用マウスでは世界1のブランド力を誇るRazer社があったり、フライトスティックやバックライト付キーボードEclipseシリーズで有名なSaitekを最近買収したMadcatzといったメーカーの製品を扱っていることでも分かる。デザインに特化した会社でありながら、手広くさまざまな製品を扱っており本社の玄関はセレクトショップになっている。

今回新製品として取り扱いが決定したのが下記の製品、その名も”iCrew“。iPhoneを自転車にマウントさせるものだが、ただのマウントではなく防水仕様になっており、スピードや走行距離などを測定できるソフト”The Bike”とも連動している優れものだ。またEvery Trailというサービスもアカウントを作れば使用可能となる。日本ではアマゾンなどを中心にすごい勢いで売れているそうだ。アメリカにも自転車人口は多いので期待できそうだ。

iCrew (MSY ウェブサイトより)

iCrew (MSY ウェブサイトより)

iCrew2 ギャラリー

iCrew2 ギャラリー

連動アプリ ”The Bike" and Every Trail

連動アプリ 「The Bike」と「Every Trail」

またMSYが扱っている大量のiPhoneアクセサリーの中でも筆者が目をつけたのはこれ。
ドイツのMiniot社が製造している(本物の)木製iPhoneケース、 “iWood”。早速筆者も一つ入手してきて使っているが、やはり木というのは手になじみ、心を落ち着かせる。こちらももうすぐアメリカで扱う予定。単価は150ドル前後になる予定でかなり高いが、生産数量も少なく、日本ではほぼ即日完売に近い状態だそうである。

珍しい木製iPhoneケース "iWood"

実物の画像。筆者はWalnutを使用している。

iWood サンプル画像

iWood サンプル画像

木靴で有名なオランダで製造されているらしいが、ボタンなども全部木でできているというのに、驚くべき操作性。まさに極上の一品と言える。

平常心と自信 ~ZEN ENGLISH

これもある日の禅寺での話。

発音に頭を悩ませている一人の学僧がいた。
ある日のこと最近学んだいくつかの語彙を試そうとして、練習相手となる英語を母国語とする和尚を探していた。
そこに年配のジャック和尚が通りかかった。

ところが会話を続ける中で、ジャック和尚が何度も自分の言うことを聞き返す。あまりに聞き返されるので、その度に学僧は自信がなくなり少しずつ発音を変えながら試してみた。そうするとますます先方が聞き返すようになった気がしたので、すっかり自信を喪失した学僧は会話を途中で打ち切り、とぼとぼと違う相手を探して歩き去ってしまった。

そこをスティーブ和尚が通りかかった。挨拶をするまではよかったが、スティーブ和尚が話しかけるとジャック和尚はまた何度も聞き返すのである。二度ほどそんなやり取りが続くなかで、その様をじっと観察していたスティーブ和尚はあることに気がついて、こう言った。

「和尚、補聴器が外れていますよ」
そして、耳元にあった外れていた補聴器をあるべき場所に戻してやった。会話は元に戻った。

ところで学僧は今度はインドからやってきたシン和尚と話すことにしたのだが、今度はシン和尚はずいぶん苦い顔をしっぱなしである。学僧はまたしても自分の英語に自信を無くしてしまい、とぼとぼと寄宿舎の方に帰っていった。

そこをまたスティーブ和尚が通りかかった。しばらく話した後であまりにもシン和尚が苦々しい顔をしているので、どうしたのかと尋ねた。どうやら朝から虫歯がうずいて痛くてしょうがないらしい。スティーブ和尚はもっていた痛み止めによく効く生薬を手渡して去っていった。

忘れ物に気がついて寄宿舎の方から戻ってきていた学僧はたまたまその光景を眺めて、自身に足りないものが発音ではなかったことに気づいた。

少し遅くなってしまったが、先日日本で行われた電子出版に関する勉強会についての報告をしたい。

会場は新宿3丁目のルノワールの会議室を利用。25名弱の参加者とスタッフで急遽確保したこの部屋も満室の大盛況となった。

内容としては一風変わった年表型SNSHISTYの創設者で知られるスマイルメディアの高橋誠氏が進行役として全体の流れを説明した後、筆者が垂直統合型ビジネスモデルと、いまや戦国時代の様相を呈している電子ブック市場についての概略を説明。アマゾンのキンドルストア上での出版社契約の改訂がもつ意義や背景などを説明。

プレゼンの風景

プレゼンの風景

次に最近もはや電子出版においてはこれ以上の精度と分析を提供しているサイトはないと業界関係者で話題になっているEbook2.0Forum主宰の鎌田氏によるプレゼンがあった。筆者のプレゼンが現在→未来をテーマとしたのに対して、鎌田氏は過去→現在→未来をつなげる歴史的な話などを交えながら、重みのある解説をされた。

今やEbook2.0の代名詞となった感がある鎌田氏

今やEbook2.0の代名詞となった感のある鎌田氏

会場はおかげさまで満室。応援のためトレンドマイクロの創設者でもあり、SBIの投資顧問を十年努めていたもはや筆者の仲間内では「伝説化」しているエンジェルの吉田宣也氏が忙しい中かけつけてくださった。吉田氏は現在米国一の理系頭脳をもつ人物達の集団ともいえるMITが主催するMITエンタープライズフォーラムの理事をされている。筆者が電子出版に事業を転換する際にも貴重な提言を頂いた。昨年の最も大きな邂逅だったといっても過言ではない。

会場の様子。一番手前に映っているのが吉田宣也氏

会場の様子。一番手前に映っているのが吉田宣也氏


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単語力と語学力 ~ ZEN ENGLISH

世界のどこかの片田舎、とあるところに「コトバ」を学ぶための禅寺があった。
そこには世界中からいろんな言語を勉強する上で、学習に行き詰った者たちが『学僧』として修行をしていた。

ある日、周りの英語学僧たちに対して自慢のボキャブラリーを披露していた若い学僧がいた。この者は自前でつくった分厚い単語帳をいつも持ち歩き、研究論文で使われる学術的な単語や医学用語などに滅法強かった。そこをスティーブ和尚が通りかかった。

次の日、スティーブ和尚はこの学僧を誘って、別の場所に赴いた。最初に行ったのは子供達がいる寺子屋だった。
そこには世界中から集まった英語を流暢に話す子供たちが大勢いたのだが、学僧には彼らの言っていることがほとんど理解できなかった。

次にスティーブ和尚は、また違うところにこの学僧を連れていった。そこには今度は世界中から集まった英語を母国語とする人たちが学術的な内容でディスカッションをしていたのだが、アクセントが強い者が多く、また会話のスピードがあまりにも速かったので学僧は会話にほとんどついていくことができなかった。学僧はすっかり意気消沈してしまった。

その夕、自分の部屋に戻るやいなやその学僧は数十年かけてつくってきた自慢の単語帳をズタズタに破いてゴミ箱に捨ててしまった。

出張準備をしながらも、ついつい立ち上げたばかりのideaspringの管理作業などをしてしまう。。。

今回驚かされたのが Ning の言語ローカライズのシステムのすごさである。便利だし、かなりフレキシブルで、これは本当に驚きだ。
Facebook でもユーザーが翻訳するエンジンを取り入れていたし、グーグル翻訳なんかでも最近は自分の訳文を提案したりする機能もある。
しかし、Ning のすごいところは、自分のネットワークのローカライズを詳細に渡って管理者が変更できるところだ。しかも、ネットワーク内で使用される日本語表示を変更しても、Ning そのものがもつ翻訳メモリーには反映されていないようでこれがまた驚異的である。(というか逆に反映させて欲しくないのは言うまでもない、誰もがいじればめちゃくちゃになってしまうので) つまりオープンソースと同じような発想で、自身のネットワークがそれぞれ開発のブランチをもっていけるようなものだ。なので、例えばトップのタブの部分だけを英語にして他は日本語にしたりとか、その逆とか、あるいは一部の分かりにくいものだけを日英両方で設定したりもできる。自分で管理されてる方は既にご存知だったんだろうと思うが、この便利さは筆舌に尽くしがたい。筆者の場合はメニューなどを見ていて、いくらバイリンガルでも漢字が読めない人にはフレンドリーなGUIじゃないよな、と思いながら一部を手直ししようと思ったところがきっかけだったが、想像以上に便利だったので驚いた。翻訳管理ツール自体はよく見慣れたXMLベースの画面なので、中で出てくる構文タグなんかも懐かしく映った。(オンラインゲームの翻訳ではこいつに相当手こずらされた訳だが、昔の敵は今の友である)

下記がその画面

Ning の言語エディタ画面

Ning の言語エディタ画面

対応言語も多いし、自分で追加することもできる。また他のネットワークで使われた翻訳ファイルをそのままインポートすることも可能だ。アメリカでできたSNSだとは思えないくらいの多言語への配慮ぶりだ(失礼) ちなみに、もっとすごいことに、このローカライズは原語である「英語」にも対応している。つまり、特定の単語や言い回しを自分の好きな風に変えることができるのである。これはまたすごいことだ。かなりフレンドリーなSNSやツンデレ系、あるいはアニメ口調のSNSなんかが出来てしまう、日本でも局地的に盛り上がりそうだ。(関西弁のとかあったら面白いかも)

Ning のローカライズ対応言語リスト

Ning のローカライズ対応言語リスト

言語は間違いなく日本のSNSに外国人が参加する際の障壁になっているが、これまでは日本語か英語か、みたいなオプションしかなかった。日本人だけでやっていたら必要ないのかも知れないが、国際化の波はとっくにきているのだから、こういう部分にお金を使ってみてもいいのではないだろうか。どれだけ言語で不自由するかを知るには、中途半端に分かる英語や中国語のSNSを見たりするのではなくして韓国語とかアラビア語とかが目覚まし代わりによかったりして(笑)

昨年の紅白にスーザン・ボイルが出て歌った曲がこの “I dreamed a dream”であるので、もはや聞いたことが無い人はいないくらいだろう。イギリスの「スター誕生」的番組で一躍渦中の人となった女性がこのスーザンボイルである。実は筆者の妻(愛称はたえちゃん)も彼女の歌声に魅了されて、CDも購入し、車の中で聞くようになった。
もともとスーザン・ボイルのことを紹介したのは筆者だったが、実はあまり歌詞をちゃんと考えて聴いたことがなかったので、運転中にそれとなく耳を澄まして聴いていると、タイトルがひっかかるようになった。「夢 破れて」とはどういう意味か、と。 歌の背景をよく知らなかった筆者は正直(恥ずかしい話だが)最初は誤訳の可能性もあると思って、一度歌詞を読んで自分なりに研究してみようと思っていたのだが、今朝ひょんなことからそれをする時間が少しあったので調べてみたらネットでも歌詞の意味を気にしている人がかなり多いよう。(ちなみに紅白で歌われたのは歌詞が少し違うバージョンではないかという意見もあるがそこまで詳しく調べていない)

そこでまず英語の歌詞を実際に読んでみた。(下記はネットからとったものなので、ひょっとしたら間違っているかも知れないが)

There was a time when men were kind
When their voices were soft
And their words inviting.
There was a time when love was blind
And the world was a song
And the song was exciting.
There was a time …then it all went wrong…

I dreamed a dream in time gone by
When hopes were high and life worth living,
I dreamed that love would never die
I dreamed that God would be forgiving.

Then I was young and unafraid,
When dreams were made and used and wasted.
There was no ransom to be paid,
No song unsung, no wine untasted.

But the tigers come at night,
With their voices soft as thunder,
As they tear your hope apart
As they turn your dreams to shame

He slept a summer by my side.
He filled my days with endless wonder,
He took my childhood in his stride,
But he was gone when autumn came.

And still I dream he’ll come to me
And we will live the years together!
But there are dreams that cannot be
And there are storms we cannot weather.

I had a dream my life would be
So different from this hell I’m living
So different now from what it seemed
Now life has killed the dream
I dreamed.

? なんだか、様子が変である。本当に「夢」は破れているようにしか聞こえないし、しかも、内容は思っていたよりもなんだかむごたらしそうだ。
特に

But the tigers come at night,
With their voices soft as thunder,

のあたりが妙にひっかかる。何故 Tiger(S) と複数形なのか、そしてその後には shame という単語。これはもしかして。。。と思って今度は歌の背景を調べてみることに。そこでこの歌がもともとはレ・ミゼラブルの楽曲の一つであることを知った。(昔芝居を見たことがあるはずなのに。。。)
劇中でこの歌を歌っているのはファンティーヌという女性で、第一幕で歌われているようだ。

ちなみに筆者は自他共に認める国語人間である。将来の目標の一つにノーベル文学賞の受賞というのがあるくらい、文学だろうと詩だろうと俳句だろうと漢文だろうと、言葉というものにはこだわりがあるし、言葉に対する美的感覚というものには非常に敏感なものをもっている(と、少なくとも自分では思っている)。
そして、その観点から言うと、これはまさに言語を問わないことだと思うが、このレベルまで有名な詩になってくると一行一行の中に無駄というものが一切なく、全てに意味がある。まさに推敲に推敲を重ねられているはずである。時を超えて人々に愛され続けてきて名を残す作品というのはそういうものだ。
なのでこの詩が含む単語一つ一つ、一行一行の意味とそれぞれとの関連性、韻の踏み方などには全て意味がある。それが文学という芸術である。

筆者はここで虎を意味する Tigers が複数形になっている時点で、この詩は娼婦によって謳われたものではないかと気づいたのだが、恐らく英語に親しみのある人物なら同じようにパッと気づく方は多いのではないか。これは英語学習の際に文法を超えたところで生きた英語を学ぶために必要ないわゆる、「気づき」をもった者であれば察することができる『伏線』的な語感の話になるのだが、これは筆者が提唱するZEN (禅)ENGLISHのコンセプトを伝えるのに分かりやすい教材だと思ったのでブログで取り扱うことにした。

その背景として理解頂きたいのが英語と日本語がかなり違う言語であるということである。違う言語なんだから当然だと、いう声が聞こえてこないのだが、その「違い」の意味を正しく体得していないと英語上級者への道は開かれないと思う。

ではその心は… 続きを読む

先日とあるビジネス雑誌で「リアル化するネット」という見出しを見たときに大きな違和感を感じた。インターネットというものはそもそも通信インフラだから最初からリアルタイムに決まっているのに、と。中身を読んだらなるほど、TwitterとかGoogleのLatest検索とか情報「配信」がどんどんリアルタイム化されている、つまり発信と受信の間に時間的格差がどんどん少なくなっているということだった。(それを言うならリアル化しているのは、ネットじゃなくてウェブじゃないのか?とかすぐに自己流で言葉に突っ込み始めてしまうのが悪い癖というかこだわりなんだけども)

確かにグーグルの検索結果への反映なんかも昔に比べると速くなった気がする。紙媒体がその情報発信の遅さでネットに覇権を奪われているが、いわゆるYahoo!やMSNなんかのポータルサイトですらTwitterやブログでの情報配信にはかなわない。時代はいわゆるソーシャル・メディアの時代に本格的に移行し始めているのだ。

しかし、ネットにはまだまだ課題や不安がつきまとう。20年前には誰もその存在を知らなかったこのインフラを通じて、ウェブの世界は急速に膨張している。筆者はこの膨張にはいずれ、大きなゆり戻しがくるのではないかと思っている。というわけで、2010年も始まって1ヶ月が経つのだが、今年移行のネットの趨勢を占う上で、ちょっとした予測と抱負を語ってみたいと思う。筆者が考える大きなポイントは下記の通りである… (続きを読む…)

来週の出張中に東京で開催する予定の勉強会を当初は、知り合い経由での小規模な会合にして関係者だけの集まりということにしようということで、共催の高橋誠さん(スマイルメディア)や鎌田博樹さん (Ebook2.0Forum)と話していたら、声をかけた人たちから輪が広がり、どうやら当初予定していた倍以上の規模になりそうとのこと。そのため急遽会場の変更を検討し始めることになった。やはり電子出版に関する関心が高まっているのが伺える。海外に滞在している筆者としても、日本にいる業界関係者の方々の本音を直接聞くことができるのは非常に貴重な機会だと考えている。

アマゾン VS アップル 電子出版戦争が激化の一途
アマゾンが先日アップルとの提携が発表されたマクミラン(Macmillan)社の出版物全てをキンドルストア上で(一時的に)取り扱い中止としたことが大きなニュースになっているが、戦争はまだ始まったばかりというところか。電子出版を巡る話題の中心にはリーダー端末以外では、いつもこういった出版物の価格と印税の話で、これが本当に消費者の視点からの話なのかどうかは甚だ疑問である。
その一方、一緒に名を連ねられたMcGraw-HillはCEOがiBooksとの提携自体はアップルから聞かされていなかったとコメントしたのがその前の話題だった。とにかく世界中のメディアを賑わせた発表だったことは疑う余地もなく、翻訳スタッフを急募し始めたメディアがあるのも無理はない(*注1)

ところで、そのiPadの発表にはまだまだいろいろ裏話がありそうだ… 続く

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