Archive for 3月, 2010

今朝サンディエゴで起きたプリウスの事故はかなりショッキングなニュースだった。住んでいるすぐ近くの地域で、恐らく一番よく使うフリーウェイ上で、かつ全く自身が乗っているのと同じ型の車が事故にあったという。時速90マイル(144km)以上で走り出して、そのまま止まらなくなったという。「混雑してた」はずの高速道路で。。。911したドライバーをハイウェイパトロールがすぐに後ろから追いかけ、拡声器を使ってサイドブレーキをかけてエンジンを切る(プリウスはボタン式だ)ように言い、減速した最後の最後でパトカーにぶつけて止まらせたという。現場はなんとも派手な絵図だったことだろう。なんとなく、出来すぎてる感じもするのだが、コメントは差し控えておこう。

さて、GDCではWindowsのPhone7で動くゲームのデモがあったらしい。(出典: Engadget Japan

Windows Phone 7の3D XNAゲーム デモ

Windows Phone 7の3D XNAゲーム デモ

Engadget が他のゲーム画像のギャラリーも公開している。

DellのMini5タブレットもカラフルな筐体の画像がリークしたのだとか。

Dell Mini 5

Dell Mini 5

(引用元: Engadget

キンドルが堅牢なウェブブラウザーを研究しているという噂もちらほら報道されているようだ。

いよいよ明日からSFでGDCが始まる。と言っても、もうすぐ予定している日本出張と最近立て続けに入ってきているウェブの開発案件その他などで結局行くのは断念してしまった。日本からも知り合いが来ているので、ぜひとも行きたかったのだが。それで何かニュースがあれば明日から報告してみようとは思っているが、サイトを確認したら何と日本語もあるなんて。知らなかった。さすがローカライズが進んでいるゲーム業界だ。

ネット上ではSONYがPS3用のモーションコントローラーを発表するというが流れている。すでに現地入りしている知人やネット上の米系メディアなどの情報から察するに、ここでもAppleのiPadやiPhone向けのゲームがかなり大きな関心の的となっているようだ。iPhoneの時はゲームの開発業界にずっといる専門家でも「あれじゃゲームはできないな」と断言していたのを聞いたことがあるくらい、iPhoneのApp Store、とりわけその中でもいわゆるカジュアルゲームが成功を収めたことはゲーム業界の人間からすると想定の範囲外だったようである。が、今やその成功は疑う余地もなく、任天堂はもはやDSの顧客がAppleに奪われていることを隠そうとはしない。あれだけ世界的に圧倒的なシェアをもっていたDSでもその地位を危ぶまれているわけで、この背後には練りに練りこまれたビジネス戦略があるわけである。個人的にはSONYにもっと頑張ってもらいたいが、最近のSONYは本当に元気がないので見ていて寂しいことこの上ない。PS3は噂のジェイルブレイクが一般的になれば、また売れるようになるだろうが、それまでにiPadがどこまで浸透するかが見ものである。実際のところいつだって、「時間と空間」という制約条件は普遍的で、そこに予算というもう少し緩やかな、しかしいたって現実的な制約条件が加わっており、これらが「ゲームのルール」となっている。iPhoneは3G通信で、空間という制約条件を簡単に崩してしまい、携帯ゲーム機市場を侵食し始めた。そして、無数のカジュアルゲームが少しずつユーザーの限られた時間を奪っていくわけである。アプリの価格はDSのゲームより全然安い。家庭用ゲーム機、いわゆるコンソールあるいはPCゲームもその影響を受けなかった訳ではないが、携帯ゲーム機とは違う市場を確立していた。が、今度はこちらにiPadが入ってくる。

TGS2009ではGDC2010の発表が宣言されたらしいが

TGS2009ではGDC2010の発表が宣言されたらしいが

Wiiみたいな体感型コントローラー 噂の「グラディウス」の真実とは?

Wii風コントローラー 噂の「グラディウス」の真実とは?

iPodから始まり、iPhone、iPad、ラップトップ、デスクトップ、そしてアップルTVとアップルは自社製品で消費者囲い込みのいわば上がり役を完成してしまっている。筆者には4人の娘がいるが、その4人はいつも筆者のiPhoneでゲームをしたり写真を見たくて奪い合いをしている。そして妻は子育てのストレスを最近ではiPodの音楽やゲームで癒している時間が増えているようだ。昔アップルは大学のコンピュータラボや生協に進出して学生を青田狩りしていたが、今は完全にファミリーを取り込んでしまっている。こういう家庭はアメリカを始め世界にも増えてきているのだと思う。この強大なアップル帝国は、がしかし、特定の競合には極めてアンフレンドリーな性質をもっており、敗北した競争相手は市場を去るのみだ。その事実を過酷なゲーム市場に君臨してきた(ソフトもハードも含む)大手ゲーム関連会社は十分に理解しているだろうから、新興のアップル帝国の打倒を目論む彼らの船中八策はいかなるものかに期待したい。

昨夜の第82回アカデミー賞の授賞式にApple CEOのスティーブ ジョブズが飛び入り出場したことが話題になったが、その場でApple のCMも正式版が公開された模様。(下記がその正式版 前回にお届けしたのとは楽曲が違う Apple.comでも視聴可能)


受賞作品群はこちらの公式サイトで確認頂けるが、長編アニメ賞を受賞したのがピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家(原題:Up)」だから、筆頭株主のジョブス氏も呼ばれたのだろうとのこと。

アバターVSハートロッカー(Hurt Locker)の二大対決が注目されたベストピクチャーは後者に軍配があがった。女性監督の受賞はアカデミー史上初めてとのこと(むしろこちらが受賞のポイントだったのだろう)。ハートロッカーは6冠、アバターは3冠と両方とも大したものである。ハートロッカーは戦時下のイラク・バグダッドで爆発物処理に従事する特殊部隊(EOD: Explosive Ordnance Disposal)の活躍を描くサスペンスドラマでオリジナル脚本賞も受賞。個人的には筆者のお気に入り のマット・デーモン (Invictus)が受賞を逃したのと、District9がノミネートされてたことがサプライズだったが、今回のアカデミー賞は世相を反映してかかなり政治色が強いのが伺える。(グランプリのハートロッカーは勿論のこと、ドキュメンタリーで受賞したのは捕鯨イルカ漁をテーマにしたCoveだし、District9はアパルトヘイトを話題にした異色作だ)

ところで、以前CESで見つけたCNETの日英文の違いのように、今回は日系メディアの<誤訳>に気づいた。短編アニメ賞の受賞作Logorama(仏作品)の受賞スピーチを日本のメディアも報道しているのだが、「60分の映画に6年間の歳月!」というのと「16分の映画に6年間の歳月!」という二つの表記がある。「短編」なのだから16分が正しいはずと思い、原文をチェックしてみたらやはりその通りだった。(公式サイトの受賞者(Acceptance)スピーチから下記にママ引用)

Good evening. It doesn’t look like, but it’s a French film. Sorry about the accent. I’m the producer of the film, so I have to thank the 3,000 non-official sponsors that appear in the film. And I have to assure them that no logos were harmed in the making of the project.

This award has to be shared with the incredible people who made the film. All the team, and especially the three directors that are with us in the theater tonight: François Alaux, Hervé de Crécy and Ludovic Houplain. You can applaud them, the directors.

Thanks for them. They have been working for a very long time on this film. It took, like, six years to make this 16 minutes, so I hope to come back here with a long feature film, in about 36 years. Thank you very much. Bon soir.

ていうか、ここでの16と60の間違いはメディアとしてはお粗末すぎる。おかしいと思ったら、せめて原文をチェックするくらいの努力はして欲しいものである。(しかも何故か、誤訳をそのまま伝えた二つのメディアはシネマトゥディにクレジットしているが当のシネマトゥディは16分になってる。やられたか!?) 日本人の英語力向上についての貢献策をいつも考えている筆者としてはこういうのは妙に気になるのである。

(誤表記)
Goo映画 アカデミー賞短編アニメ賞は『ロゴラマ』が受賞!「60分の映画に6年間の歳月!」【第82回アカデミー賞】
@ニフティ映画 アカデミー賞短編アニメ賞は『ロゴラマ』が受賞!「60分の映画に6年間の歳月!」【第82回アカデミー賞】
(正表記)
シネマトゥディ アカデミー賞短編アニメ賞は『ロゴラマ』が受賞!「16分の映画に6年間の歳月!」【第82回アカデミー賞】

iPad の TV CM が You Tubeに登場!?

You Tube上でいくつかのバージョンのiPadのTVコマーシャル動画がアップされて話題になっているようだ。

本物かどうかは少し調べた結果としては分からなかったが、基本的にはこれらはApple.com上にあがっている下記の公式ビデオにGolden Slateというバンドの”Let It Touch You”という楽曲をBGMとして追加したものらしい。

複数のソースが伝えるところによると、3月10日には店員のトレーニングが始まり、15日からはTV CMがオンエアされるとのこと。

また、アップルの株価はiPadの発売日の確定により、記録的な高さ(金曜日の終値は218.95ドル)を記録し、MacRumorは今後90日間に買う端末は?というアンケートに対する驚異的な調査結果を提供した。アップルは本当にPRがうまい会社だとつくづく感じさせられる。

アンケート結果

アンケート結果

いよいよ戦争が本格化する、今週か来週にはアマゾンの次の手が発表されるのだろうか。

昨日はiPadのリリースについてのエントリーを入れたおかげで、1月のCESレポート以来最大のアクセスがあった。有難いことである。
ブログをやっていていいのは、このフィードバックであり、リアルタイム性である。執筆している側の励みになることは言うまでもない。
この意力ブログの前にやっていたブログのカウンターから合計すると27万アクセスくらいになり、もうすぐ記念すべき30万アクセスを達成できそうである。

さて、すでに日本では評論家としてかなりの位置にあることがTwitterのフォロワー数にも如実に現れている池田信夫氏が自身の3月5日付けのブログエントリー「電子出版はすでに始まっている」で「株式会社アゴラブックス」の設立を報告しながら、電子出版の今後について下記のように述べているのが興味深い。

iPadは今月下旬に日本でも発売されるが、それを使って読む電子書籍が日本にはほとんどない。このまま放置すると、日本は音楽流通や映像流通のように欧米に大きく引き離され、中国にも抜かれるおそれが強い。しかし日本の業界の実態を知っている人ほど、ビジネスを始めようとしない。電子書籍は、これまで挫折に次ぐ挫折の連続だったからだ。その原因はいろいろあるが、大きくいって次の3つだろう:

1. 紙の本に匹敵する見やすい端末がない
2. 出版社がコンテンツを出さない
3. 流通ルートがない

このうち1は、iPadやKindle(秋には日本語版が出るようだ)で解決されるだろう。2は意外にそうでもなく、出版不況が深刻化する中で「座して死を待つより電子出版に活路を求めたい」という出版社は多い。角川歴彦氏のように著書を全文公開する経営者もいるし、Google Booksに4000点も提供した出版社もある。

たぶん一番むずかしいのは3で、これまでの電子出版がこけた最大の原因もこれだ。実は今でもそういうウェブサイトはあるが、ほとんど売れていない。ところがオタク系サイトは繁盛しており、並みの出版社よりもうかっている。携帯の読書サイトの大部分もオタクとマンガとエロで、これも高い収益を上げている。

これらは日本の電子出版業界において的確な分析であると思う。角川氏の著作については我々の仲間内でも大きな話題になった。出版社についてはこれからは「コンテンツを出さない」という選択肢はどんどん取りにくくなるであろう。なぜならそれは出版社にとって一番重要な「作家の囲い込み」に影響を及ぼすからである。この点で大手出版社が大同団結をしながらことを進めるというのは、そのままのパワーバランスを維持しようという姿勢の現れでもあるから、逆に弱い立場の側にある出版社は手も足も封じられてしまうということにつながる。せっかくのいわば「下克上」のタイミングだというのに。本当は今の状態というのは「やったもん勝ち」である。特に情報や書籍に相応の対価を支払う層というのは限られている訳だから余計にそうだ。

この点でアメリカのアマゾン・アップル・グーグルは、今のところうまくお互いの棲み分けを「プラットフォーム」という観点ではよく考えながら戦略を立てているように思う。それぞれ電子出版に対してのアプローチが微妙に異なるのだが、これはいわばブランド手法、つまりPR戦略の一環である。つまりそれぞれの立場をうまく分かりやすく表現しながら、それらのコンセプトに共感してくれる読者(ユーザー)や作家を取り込む手法というように分析している。何故なら多くの消費者は新しい市場をよく理解できておらず、結局は自身が信じる「会社というブランド」に従わざるを得なくなるからだ。
ともすれば、混乱しやすい新興の電子出版市場において、うまく方向性を示唆しながら消費者を自身の会社にとって有利なように導く心理戦のようなものが見事に展開されているのがよくわかる。(この点で音楽や動画といったメディアは非常に分かりやすいカテゴリであったが、電子書籍はかなり広範な定義をもちつつあることを知っておくことが重要だ)

だが、各社が狙う市場は所詮同じである。電子出版は何といっても「コンテンツ」販売のビジネスであり、簡単なカジュアルゲームのアプリを作ってアイデアをお金に変えるというのとは異なり、意外に「筆でお金を稼げる」人はまだまだ少ないという事実がある。この点で、既存の電子出版の枠組みそのものが広がり、流通するデジタルコンテンツの幅が広がらなければ、市場自体が活性化せず結局は著名な作家の争奪戦になる。(新聞などではすでにそうなりつつあるのはご存知の通り)
例えば日本語で書かれるブログの分量がものすごいことはすでに何度も報じられてきていることではあるが、ではそれらが有料コンテンツになるかというとそれは難しい。大半のユーザーはネットで得られる「情報」については10円すら払わないのに慣れてしまっている。それだけ「ネット=無料」のコンセプトを消費者が抱えたままなのであり、ネットベンチャーの旗手であるグーグルは、もちろん意図的に依然それが当然であるかのようなビジネス戦略を続けているわけだ。一方アマゾンは基本的にはビジネスの姿勢を崩さず、アップルはその中間くらいだろうか。(無料アプリをうまくビジネスにつなげているモデルを作れているのはアップルくらいだと思う)
ネットの世界は数がものを言う民主主義であるから、その点では各社がユーザーをどのように啓蒙していくかという心理戦が繰り広げられている。よくよく観察していると本当にこれは戦争と形容するのがぴったりである。(ビジネスがいつもそうだと言われるとそれまでだが)この点で、池田氏率いるアゴラブックス社が年会費制でユーザーを囲い込もうとしているのは良質な「活字」や「情報」というものに対価を支払う消費者を囲い込む戦略としては正しい、というかある意味唯一の方法であるし、やるなら早いほうがいい。筆者はこれらの流れがいずれは、電子書籍という媒体そのものではなくコミュニティの囲い込みにつながっていくと思っているし、そのいわば「サロン」的なコミュニティやサークルが徐々に社会に浸透していき従来のマスメディア以上の影響力をもつようになってくると思う。(ある意味セクト主義にちかいものになるが、それはやむを得ないだろう)そして、新聞と同じように既にどこかに有償で参加している読者は二つ目に入るのも切り替えるのも躊躇する。これは最近では定額課金制(サブスクリプション)モデルのオンラインゲームが辿ったのと同じ道である。(つまりポリシーはともあれ週刊金曜日は時代の先を行きすぎていたということなのかも)

時間と空間、そしてキャッシュ(資本)という制約条件の中で、一般消費者はこれからは肥大していく質の薄い情報ではなく、密度の濃い良質な情報を求めていくようになる。金銭感覚と時間感覚に敏感な人であるほどそういう動きを見せるだろう。そして、そのためには必要な対価を支払うようになる。が、そうなる人々の数も個々の月々の予算というものは大概限られているわけだから、そういう消費者をどう取り込むかが有料メディアの行く末となる。この点で、筆者は電子書籍のコンテンツがこれから大きく分けると「文庫本や新書、ハードカバー」などの活字系コンテンツと「雑誌や新聞、ムック本」と言った画像系のコンテンツの二つに分かれていくのではないかと思っている。アマゾンは無論前者を、アップルは後者を目指すだろう。消費者も大きく異なるから意外と食い合いは少なくなる、つまりアマゾンとアップルはお互いに熾烈な競争を繰り広げながらも、いわば市場拡大のために共闘している状態なのである。そして、このようなビッグネーム以外にも多くのメーカーや出版社、電子出版業者を抱えているアメリカでは様々な思惑が交差しながら電子出版の未来を方向付けようと努力をしている。 では日本と海外の市場は同じ進化を遂げるのか、それとも変わってくるのか。そして日本の出版市場を支えているマンガという独自のコンテンツはどこにいくのか。。。(次回に続く)

アップルは本日iPadの発売日が4月3日に決まったことを発表した。

iPadがいよいよ1ヶ月以内に登場!

iPadがいよいよ1ヶ月以内に登場!

CUPERTINO, California—March 5, 2010—Apple® today announced that its magical and revolutionary iPad will be available in the US on Saturday, April 3, for Wi-Fi models and in late April for Wi-Fi + 3G models. In addition, all models of iPad will be available in Australia, Canada, France, Germany, Italy, Japan, Spain, Switzerland and the UK in late April.

Beginning a week from today, on March 12, US customers can pre-order both Wi-Fi and Wi-Fi + 3G models from Apple’s online store (www.apple.com) or reserve a Wi-Fi model to pick up on Saturday, April 3, at an Apple retail store.

まずはWi-Fiモデルを4月3日(土)に投入し、3Gバージョンは4月下旬になる見通し。しかも4月下旬には「全モデル」が下記の国々で発売されるとしている。
販売対象国: オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、スイス、イギリス

1週間後の3月12日からWi-Fi版とWi-Fi 3G 版のモデルがオンラインストアから予約可能になり、4月3日にアップルストアの店頭でピックアップが可能になるとのこと。

価格については下記。先日発表されたとおりか。

Pricing & Availability
iPad will be available in Wi-Fi models on April 3 in the US for a suggested retail price of $499 for 16GB, $599 for 32GB, $699 for 64GB. The Wi-Fi + 3G models will be available in late April for a suggested retail price of $629 for 16GB, $729 for 32GB and $829 for 64GB. iPad will be sold in the US through the Apple Store® (www.apple.com), Apple’s retail stores and select Apple Authorized Resellers.

一方注目の電子出版プラットフォーム 「iBooks」に関しては下記のような言及に留まっている。

The new iBooks app for iPad includes Apple’s new iBookstore, the best way to browse, buy and read books on a mobile product. The iBookstore will feature books from the New York Times Best Seller list from both major and independent publishers, including Hachette Book Group, HarperCollins Publishers, Macmillan Publishers, Penguin Group and Simon & Schuster.

The iBooks app for iPad including Apple’s iBookstore will be available as a free download from the App Store in the US on April 3, with additional countries added later this year.

先日発表された大手五社の名前とNYタイムスの名前が挙げられているのみ。本体の発売と同時に米国ではiBooks Appがダウンロード可能になるも他の国々では「今年の後半」のリリースになるとしか書かれていない。日本に来るのはまだ先のようだが、筆者が注目したいのは「日本語」のコンテンツが表示および出版可能か、ということである。続報が入り次第お伝えしたい。

また、ネット上ではアップルの求人に対する話題が盛り上がりを見せている。アジア太平洋地域とカナダにおいてiBooks関連事業を手がけるマネージャー職で人材を募集しているようだ。
必要要件としては下記のようになっている。我こそはと思う方はアプライされてみては!?(そしてぜひ弊社のコンテンツを扱って頂きたい 笑)

Experience:

8-10 years relevant publishing experience, with 2-5 years working in online media.
BA/BS required with strong analytical background; MBA a plus.
International work experience.

(日本語の記事はこちらでも取り扱われている)

少し、というかかなり挑発的な見出しになってしまったが、最近考えれば考えるほど大型SNSの時代は終焉に向かってきているような気がする。いや、あるいはメンバーはそこにいるかも知れないが、主にアクティブな時間を過ごす場所はどこか他にいくのではないか。こう考える理由はいくつもあるのだが、特に日本の事情を鑑みると、例えば下記のようなポイントを繰り返し考えている。(ブレストなので少しまとまりが悪いのだが)

1.結局儲かっているのはSNSの運営会社であるという事実。(あるいは儲からなくてサービスを中断せざるを得なくなる)
2.会員数が成功の指標になり、結果サービス事態がベータ版と銘打っているような状態でも上場できてしまうという事実。
3.そしてそれに伴いスパムや広告が増え、結局いづらくなってくるという悪循環。
4.日本語という言語の得意さゆえに日本のSNSは世界に出ることは難しい。
5.本来なかなか変わらない人間関係というものを中心に構築されているはずのSNSが流行にかなり左右される点。(人間関係は変わっていないのに)
6.オープンソーシャルの意義!?

筆者はこれらの問題に対する一つのソリューションがNINGではないかと思っている。何より多言語対応を考えた際にはNINGがとっているアプローチはFacebookのそれよりも実利面で優れていて合理的である。(Facebook は各種アプリの乱れで、すでにあまりにも乱雑な状態になっている)

囲い込みを行うという点でも、電子書籍販売や物販のインフラとして用いるという点でもNING(というかオープンソーシャル)のアプローチは秀逸だと思う。アプリの数はまだまだ少ないが、実用的なものが多い。 Facebook と NING を比較すると、商用的なのは断然NINGだ。これまでに実験的に10弱のNINGネットワークを構築してみたが、調べれば調べるほどNINGは最初からビジネスのことをよく考えて作りこまれている感じがする。

NING動画 “Going Local with Ning: the Screencast”

ということで始めました、NINGネットワーク構築サービス。
詳細はこちらのサイトで 。すでにいくつか商談がまとまっており、今のところ誰と話してもなかなか評判がよい。安価で堅牢な会員制向けサービスや多言語サービスを構築したいという方にはぜひともお勧めしたい。

最近ネット上でよく見かける「~すぎる」ナントカという表現がある。冬季オリンピックに関するネタでもたくさん使われた。
例えば「可愛」すぎる選手、とか「美人」すぎるフィギュアスケーター、とか。可愛すぎる海女さん、なんてのも違うところでは見かけた。
ちなみにこの文法は「切れすぎる」ナイフ、とかとは意味が違うし、名詞+過ぎるという表現は一般的な日本語にはなかった表現だ。

コトバは時代と共に移ろうものであるから、筆者は勿論それらを使うかどうかは本人の自由でいいと思っているし自分でも使うこともある。
が、英語学習者においては注意頂きたい点がある。それはこれらの日本語のロジックが英語を話す際に影響することが頻繁にあるからだ。
よく言われるように、筆者もまた習得する外国語のレベルは母国語のそれを超えないという理論を信じる者であり、逆に英語のように日本語とかなり異なる言語を習得することで母国語にも(おかしな日本語になるとかそういうことではなく)いい意味で影響が出るということを体験している。これは英語の上級者になれば誰しもが経験していることだと思う。例えば、ポイントがない話が苦手になる。自身の主張が明確になるし、相手が聞いたことにきっちり答えてくれないと何だかすっきりしない、みたいなことだ。(だからといって、日本人独特の「あ・うん」の呼吸みたいなことが出来ないのかと言えばそうではないのだが)

で、この氷原の何が問題かというと、「~過ぎる」という表現に慣れてしまうと、それに該当する英語の表現として使われがちな” too ~ to ・・・” (・・・するには~すぎる)というフレーズを使う時に、後半をすっとばして話してしまう癖がつく可能性があるということだ。

例えば、美人で評判のある女優について話をする際に “She is too beautiful!” みたいに言ってしまう可能性がある。場合にもよると思うが、これだと聞き手がキョトンとして、続くコトバがないと思わず ” to WHAT?” と聞き返されてしまう可能性がある。筆者の体験では少し違う用法だが、まだアメリカに来たばかりの時に、友人と別れ際に “Take care!” と言おうと思って、 “Be careful!” と言ってしまったことがあり、その際にその友人はびっくりして、”of WHAT??”と言われてしまった。(それくらい周囲には危険が潜んでいるようには見えなかったということで、彼女は私だけは何かに気づいていると思ったのかも知れない)

同じように、このままいくと例えば 「~ しなさ過ぎる」 とか 「~ なさ過ぎる」という表現をそのまま英語にしてしまう可能性がある。無いものは無いのだから、無さ過ぎるというのは英語では理解不能になってしまう。また、英語では言わなくても分かることは省いてもいい場合があるので、これを英語にする時に例えば “Too small!” と言うと場合によっては通用することもあるかも知れない。(例えば誰かが書いた字があまりに小さくて見えない場合など to see もしくは to be seen が省略) が、”Too NOTHING!”とか間違っても言ってしまわないように(笑) これだと二重に間違っていて、意味が通じないどころか相手は混乱するだろう。英語学習者の方はぜひともご注意頂きたい。日本語を崩して話すのは問題ないが、正しい形が何かを理解できてなかったり、正しい形を話せないようになっていると思わぬところで弊害がでる、というお話。

NEWSING

日本では珍しいユーザー参加型ソーシャルニュースサイトのNEWSING
最近セルフピッカーとしても登録されたので電子出版の話題以外にも、あまりピックされないような内容を拾ってちょくちょくピックさせてもらっている。

が、今日ふと面白い画面に出くわした。これって新手のSEO?? 昔からあったのだろうか、全く気づかなかった。(詳しくは画像参照)

Googleでの検索結果

Googleでの検索結果

何だかこっそりSEOならぬ違う意味の単語が。。。(笑)
今後ともよろしくお願いします。

ハイチ地震の衝撃の余波が覚めやらぬ中、今度はチリを襲った大地震。Huffington Postが伝えているが、震央(Epic Center)での衝撃はチリのほうがハイチのそれ*よりも501倍強いという。しかし、震央が深く、都心のサンチアゴから300km以上離れていたということもあり、人的被害はハイチほどには至らなかった。災害なので、もちろんどちらがいいという問題ではなく、単に人的被害が少なくてよかったということである。しかし倒壊した町並みの画像を見るとこちらもかなりすさまじい。

倒壊するチリの町並み

倒壊するチリの町並み

ちなみにマグニチュードというのは震度とは全く異なる指数であり、数字が1増えると30倍以上、2増えると1000倍の強さである。大学時代に地理を専攻した際に地学もかじったので、大きなマグニチュードを聞くと未だにぞっとするのはこの違いを知っているせいだ。(一方震度は体感によるものが目安である)ウィキによると、今回のチリ地震よりも大きな地震というのは過去にも数回しか発生しておらず、何と過去最大(M9.5!)のものもチリ(1960年)だったようだ。

双方の地震で被害に遭われた方に対して慎んでお悔やみを申し上げたい。本来ならばこういう時にこそネット上で支援的に機能するのが自分で立ち上げたNPOのチャリティグローブ(Charity Globe)なのだが、リソース不足で現在筆者自身の手作業でNINGベースのシステムにリニューアルの真っ最中であり、これらの地震に対する関連するニュースを取り上げたり、復興支援する人々の動画をアップすることくらいしかできず自身の非力を嘆くばかりである。(こういう有事に備え、我こそはという方がいれば、ぜひともご支援頂きたい)

*何せハイチ地震の死者は22万人以上と言われており、これだけでもすごいが、この西半球で最も貧しいという国の人口は約1000万人である。つまり、国民の45人に1人が命を失った訳で、これは例えば(古い数の例えかも知れないが)クラスに一人が死んだみたいなものだ。日本の人口を1億2千万人としたら、267万人が死んだのと同じことになる。(諸説あるが、これは第二次世界大戦とかの死者数に匹敵するような数字である。もちろん当時の日本は人口も少なかったが。現在でいうと日本で12番目の広島県の人口に近い)これはすごい。

また、ちょっと別の分野だが興味深い記事がNEWS WEEKに掲載されていたのでピック。リベラルな方たちには少し耳の痛い話かも知れないが、最近影を潜めていたエイズに関する記事である。

HIV Still Plagues the U.S.: Some Areas Have Higher Rates Than Africa (アメリカに依然蔓延するHIV:一部の地域ではアフリカよりも高い感染率)

More than 1 in 30 adults in Washington, D.C., are HIV-infected—a prevalence higher than that reported in Ethiopia, Nigeria, or Rwanda. Certain U.S. subpopulations are particularly hard hit. In New York City, 1 in 40 blacks, 1 in 10 men who have sex with men, and 1 in 8 injection-drug users are HIV-infected, as are 1 in 16 black men in Washington, D.C. In several U.S. urban areas, the HIV prevalence among men who have sex with men is as high as 30%—as compared with a general-population prevalence of 7.8% in Kenya and 16.9% in South Africa.

ワシントンDCにいる成人の30人に1人はHIVに感染しており、この割合はエチオピアやナイジェリア、ルワンダといったアフリカの地域よりも高い。またこの感染率には人種、同性愛、ドラッグ中毒などが強く影響しているとされる。特定の都市部では男性の同性愛者の感染率は30%にも達し、これはケニア(7.8%)や南ア(16.9%)の全体よりも高いという。(なんだか同性愛者をかなり暗に攻撃しているような論拠だが、筆者のエチオピア滞在の感想からするとアフリカでの同性愛は先進国より遥かに低そうなので、比較するとなると一般的な数字にするしかないかも知れない) しかし、30%とは空恐ろしい数字である。この記事はもう少し進んで、感染率は所得や住居の安定性とは反比例の関係にあり、結果として特定の人種や所得層の人々の「比較的クローズドな」性的ネットワークを通じてエイズが蔓延している可能性があると指摘している。ヒスパニックや黒人はこの点で(相手に対する依存度の高さから抗し難く)性的にも不安定なので、結果感染率が高いという分析(ヒスパニック系と黒人でアメリカの新規感染者の25%を占めるそうな)である。アメリカには100万人の潜在キャリアがいるそうな。やはり安定した結婚生活は非常に重要である、ということか(笑)

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